会場は名古屋市営地下鉄高岳駅すぐの「 Turkish&Italian レストラン TAXiM」トルコ出身のシェフがいる、最近できたレストランらしい。今回話しをしてくれたセリム氏はトルコ出身で、日本に来て20年にもなるそうで、日本人よりも流暢な日本語を話す。
当初は食事会の参加者は二人のはずだったが、ひとり都合が悪くなったとかでマンツーマンに。12時頃から14時半ごろまで、イスラーム教の基本的な考え方から始まって、日本でのイスラムのとらえられ方についてイスラームの人がどう感じているか、トルコで日本はどんな感じに捉えられているのか、などなど一対一で深く語っていただいた。就職が決まっている企業の名前も話したら、イスラーム圏でビジネスを
する上でのアドバイスや、トルコでの業界の現状までも教えてもらって・・・
で、トークを聞きながら食べたイスラーム圏料理。
メインディッシュの骨付きアヒル肉。
デザート。 いちごと、砂糖で煮た?かぼちゃの上にアイスクリームがのったもの。
他にも、チーズのサラダ、トルコ風ピザ、トルコパン、アイラン(塩味のヨーグルトドリンク)などなど。たぶん普通に注文したらかなりの額になるだろう。
こんな豪華な料理を食べながら少人数で(今回は一対一だったが、会の定員は10人らしい)イスラームについての話をじっくり聞けるなんて、なかなか得難い貴重な機会だった。会に参加してみて、なんというか、日本の人々にイスラームのことをもっと知って欲しいという思いが感じられた。それに比べて日本の方は、イスラームのことを知ろうという気も、日本のことをイスラーム圏に知ってもらおうという気もあまり無いようだ。
セリム氏は、トルコも含めイスラーム圏の人々が日本に対して好感を持っているのは、正確な日本の姿が伝わっていないための「片思い」のような部分がある、とも言っていた。「真の日本」に幻滅してしまう前に、相互理解を深めていければいいが。
まあ、そんな硬い話は置いておくとしても、フリーで豪華なトルコ料理を食べつつトークができるということだけでも参加する価値は十二分にある。今後も日本全国でトーク会が開催されるようなので、ぜひ参加してみては
おまけ。帰りに寄ったマックスバリュにて。98円のラディッシュが値引き後100円
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