マツタケなんて全く買う気は無かったんだが、1980円→300円というのを見たら、ネタとして買っておくべきだろうと。その日の夕食は598円→298円のアマダイと、このマツタケに決定した。
マツタケは3分の1くらいを刻んでアマダイの煮つけに入れて、残りは大きめに切ってグリルで焼いて食うことにした。焼いてると確かにマツタケ特有の香りがしてくるようだ。
で、肝心の味はというと、まあ「香りマツタケ味シメジ」という言葉どおりかなと・・・。シイタケやシメジ、エリンギなどの他のキノコと大差ないというか、むしろけっこう劣ってるというか・・・。
今回買ったのは見切り品で鮮度の低いものだったが、仮に鮮度のいいものは今回食ったものより味・香りとも3倍のレベルだとしても、1980円払う価値はさすがに無い。
マツタケが何故そんな高いのかと思ってwikipediaを見たところ、
・他のキノコと違って栽培できない
・香りや味のいい時が短く、収穫にテクニックが必要
・状態のいい松林が減少
といった理由かららしい。
要するに、味が良くて需要が多いからではなく、供給が細ったから高くなっただけと。
そんなものでしょうな。あとは、「秋の味覚」の代表格で、多少値段高くてもみんな買ってくれるというのもあるんかな。
味と値段の釣り合ってない食材といえば、マツタケとウナギって似てる感じがしないでもない。確かにうまいけど、1尾58円のサンマの30倍のうまさとはとても思えん。
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