廃線といえば、我が故郷も小さい町ながら廃線跡が二つ残っている。
もう少し歩くと、同じく武豊~武豊港で使われていた転車台がある。こちらも最近まで荒れ放題だったが、地元の小学生の手紙をきっかけに整備されて公園化している。名前は公募で決まった「回転ポッポ台」だそうだ。住民の意思を全く反映せずに決めるのも、全面的に住民の意思を反映させてしまうのもどうかと思う。
こちらのホームページのトップページから、観光→愛知→知多半島→武豊停車場跡といったところに、転車台を中心にこの路線のレポートがある。
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こちらのサイトにもレポートが。二番目の写真にある枕木は今は撤去されて遊歩道的なものになっている。
Station Photographs~駅と駅舎の写真館~ >>武豊駅・武豊港駅跡~武豊線の駅を見る-3
もう一つは、日本油脂(現日油)武豊工場の引込み線。貨物が主だったが、旅客営業も行っていたようだ。こちらは草生した線路や架線柱がまだ残っているものの、最近レールが撤去されてしまった。定期的な草刈をするなど、一応の管理はされているようだ。しかし、ところどころ道路で寸断された細長い土地など使い道は無いだろう。一般道やサイクリングロードにするにしても、近くにほぼ並行する道があるし、わざわざ整備する価値もない。小学校の時、確か給食で日本油脂製のパンに塗るチョコレートっぽいものが出ていた気がする。
上で紹介したものと同じサイトより。
写真がかなり豊富にある。
この他にも、武豊町の歴史民俗資料館には実際に使われていた貨車やレール、鉄道関係の道具や映像資料なども交えてこの二つの路線を紹介している。
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