2011年7月8日金曜日

電話の盗聴疑惑でイギリス最大の新聞が休刊へ

2002年にイギリスで女性が誘拐されて殺害された際に、イギリス最大の新聞でルパート・マードックのNews Corporation傘下のnews of the world が芸能人や政治家のメールを盗聴していたという疑惑が浮上。犯罪被害者のボイスメールをも盗聴していたという疑いも浮上して一大スキャンダルに。そして、マードック氏が疑惑の元であるnews of the worldを10日付で廃刊にすると発表・・・
東日本大震災に関するドキュメンタリーを流したりもしているが、最近のBBCは基本この話題で持ちきり。「確かに不祥事だけど、それで170年の歴史ある新聞をいきなり休刊ってどうなのよ?」とか、「この件で今マードックが狙っているB sky B(イギリスのケーブルテレビ)買収に与える影響は?」とか、「”廃刊”っていっても、名前を変えてすぐに新しいnews of the world を始めるのは目に見えてる。不祥事に見舞われた企業がよく使う手段だね」とか。
確かにイギリスの人々にとっては非常に重要で関心の高いニュースだろうし、国外の人にとってもメディアについて考える上で重要なことであると思う。ただ、極東の島国の住人にとってトップニュースで一日中聞かされるほどかというと・・・?
「BBC World Service」は「海外に住む英国人向けのニュース放送」なのか「広く世界中の人々に向けた英語のニュース放送」なのか、その辺の立ち位置がいまいちよくわからん。まあ、趣味で聴く人にとっては前者のほうが他では得られないニュースが聴けて興味深いのでいいけど。

毎日ほぼ一日中聴いてる局なわけだし、こんなのを読んでちょっと勉強もしてみる