英検なんかで不正をやらかすなんて、何と馬鹿なことだ。入学試験とかでやるんならまだ分かるが、練習で不正して何になるというのか。いくら漏洩防止を厳重にやったとしても、内部に協力者がいてはどうしようもない。あらゆることに通じる教訓ですね。
二次試験では「面接カード」を使って試験が行われるが、その内容が漏れないようにする対策も一応考えられている。
・まず、試験を始める10分くらい前までに、受験予定者を待合室に全員待機させておく。時間に遅れてきた人は受付しない。
・時間になったら、先着順に面接をしていく。試験が終わった人は待合室を経由しないルートで帰らせる。待合室では係官が挙動を監視しているので、携帯電話等を使って情報を入手することもできないようになっている。
・受験者全員を一度に待合室に溜めておくと待ち時間が長くなりすぎてしまうので、受験者をA、B、Cに分けて、
A・・・0920:集合→0930:試験開始→1000:試験終了
B・・・1010:集合→1020:試験開始→1050:試験終了
C・・・1100:集合→1110:試験開始→1140:試験終了
てな感じにしている。A、B、Cでは違う問題を使用している。これなら待ち時間は最長でも40分くらいで済む。TOEICとの競合があるからなのか、受験者の待ち時間が少なくてすむように工夫がしてあるようだ
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