これで飼育していた幼虫は全てサナギになった。越冬のサナギがこやつを合わせてまだ10匹いるが、世話は一段落。後は来年の春のお楽しみと言うことで。庭にあるミカン・ユズなどかんきつ類の木々もさぞほっとしていることだろう。
世話を一手に引き受け、綿密な記録もつけている母によると、今シーズンでこれまでに羽化したのは全部で93匹だそうだ。越冬が10なので、全て無事羽化したとすると100を超えることになる。去年よりは少ないが大台突破。
去年よりも羽化成功が減ってしまったのは、途中でコメリから買ってきたばかりのシークワーサーを食べた幼虫が脱皮・蛹化失敗でばたばたと死んでしまったのが大きい。うちはわんさかいるのでいいが、数少ないのを小さい子供と大事に育てようと言うときはえさに最新の注意を。
そのほかの死因としては、やはり小さいときに外でカエル・トカゲなどに食われて消えているのも多い。あとは、最盛期にエサの葉っぱが全く足りなくなってやむなく道端のミカンに放してきたこともあった。彼らの運命は分からんが、外でほかっとけば生存確率はかなり低下するのは間違いない。
寄生虫は、まだ越冬組でどうなるか分からないがどうやら今年も一匹もやられていないようだ。一年目にそれと疑われるような蛹が一匹あって以降被害は全く無い。けっこう大きくなるまでは外で放し飼いにしてるのに。
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