2008年12月30日火曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 失敗の傾向と対策(2)

 続いて内務の失敗と対策、及びまとめ的なもの

・区分のミス

 深夜の内務はほとんどが機械相手なので失敗という失敗は無いのだが、昼間の内務は手区分中心なのでこれがけっこうあるかもしれない。ある程度区分された賀状を個別の家ごとに区分する時に間違った場所に入れてしまうというのは普通にありそうな話だ。

 しかし、それが最終的に配達されるまではまず局員がそろえて配達カバンに詰める際に一回、さらにゆうメイトが配る際に一回チェックが入るので、ミスがそのまま誤配に直結することはまず無い。実際外務をやってたときにも郵便物の順番が狂ってたことは一度も無かった。多分多少のミスは局員の人が発見して修正しているのだろう。あまり多い場合は局員から注意が行くのかもしれないが、それもそんな厳しいものではないと思われる。

 内務にせよ外務にせよ、「速さや効率よりも正確さ」が基本だと思う。無理なノルマを課されて追い立てられることはまず無いので、一番最初の数日はできなかったとして、もすぐに楽にこなせるようになる。その一番最初のできないときに、ごまかしてできるように装ったりすると、かなり好ましくないことになりかねない。できる奴と思われて配達区域が増えたりしたら、それこそ「配りきれなくなって橋の下に埋める」なんてことになるかも。そうなったらいくら優しい郵便局といえどもただでは済まない。誰でもすぐに覚えられる仕事なので、あせらずに着実にと言うことでしょうか。

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 失敗の傾向と対策?

 初めてバイトをやる場合、どのような失敗をしやすくてした場合どういう結果になるかというのは、けっこう気になることなのかもしれない。ゆうメイトは失敗をしにくくてした時の結果もゆるいほうだとは思うが、それでも全く無いというわけにはいかない。内務と外務に分けて、よくありそうな失敗と予想される、もしくは実際の結果を。

まずは外務

・誤配

 外務で一番あるミスと言ったらこれだろう。薄いハガキが続いてるとよく二軒分いっぺんに入れてしまいそうになる。入れてしまった後で出せる構造のポストならまだ対処のしようがあるが、玄関の穴から入れる形のポストであればどうしょうもない。そ知らぬ顔で次の家に向かうか、それとも家の人に事情を話して取り戻すか・・・。後者を選ぶべきなのは分かりきっているが、なかなか勇気の要ることだ。

 外務で誤配があったというのは局員の人から何度か言われたが、「次から気をつけてね」くらいで起こられるという感じでは全く無かった。局員は誤配クレームを集計してるようだが、短期ゆうメイトであれば、故意にやるとか、異常に多く異常に遅くまであるとかでなければ何もペナルティなどは無いはず。一番最初に誤配などにうるさい家や同じ苗字連発の地区など要注意エリアを教えてくれるので、そこを特に注意しつつやるべきでしょう。

・転ぶ、落とす、失くす、濡らす、汚すなどなど

 年末年始は風が強い日が多いし、雨や雪の日もあったりする。次に配る家のハガキを手に持ってたら風に飛ばされてしまったり、雨の日に「水濡れ厳禁」を落としてぬらしてしまったり・・・。

 これはもう、あて先がどういう人かと手紙の内容によって失敗の結果は全く違う。うるさい家に来てる手書きの手紙を濡らして汚したりすると、そうとうやばいかもしれん。逆におおらかな家に来てる「年末大特売会のお知らせ」や「請求書在中」を濡らしたとしても、もしかしたらあまり怒られずに済むかもしれない。どんな手紙も細心の注意を払って出された時と同じ状態で配達するのは当然だが、全てに全身全霊を注いでいては参ってしまうので、ある程度のメリハリをつけて。手書きのものや壊れ物、カレンダーなどに特に注意を払って、請求書やダイレクトメールの類は若干落とし気味で。やってるうちに、郵便物も自転車の速度も落とさずに済む最適な持ち方と量が分かってくる。

2008年12月28日日曜日

のりたまごふりかけ


広島旅行で行った”献血ルーム「もみじ」”でもらったふりかけ。確か洗剤・石鹸とふりかけのどれかの選択式だった。このふりかけを作ってる会社が広島県に本社があるということで景品になったのだろうか。

その献血ルームでもらったのがマスコットキャラクター「ちーぴっと」入りのポケットティッシュ。ちょっとかわいいかもしれん。

拡大版。「けんけつちゃん」よりこっちのほうが良いんでは?

ニベアクリーム


ポイントがいくらかたまってもらった、特製の箱入りのニベアクリーム。けっこう高いかと思ったら、実はスギ薬局で180円で売ってた。でも、冬は毎年ひどいあかぎれに悩まされているので安物でも助かった。

喜多方ラーメン まるや

ポイントカードの満了でもらったものだった気がする。半生の麺と液体スープのセットが2人前。普段買うラーメンといったら最安のトップバリュラーメンばかりなので、いい機会になった。味は、正直トップバリュとそこまで変わらんかった気がする。割増料金を払ってまで食うものではないな。

バブ×2


バブを2個、専用の箱入りでもらった。東京の献血ルームでポイントをためてもらった。ポイントの粗品の中では一番安い。東京の家はシャワーしかないので実家に持って帰って使った。

小タオル


これも東京でもらった。献血の公式キャラクターフェイスタオルよりも一回り小さくて安っぽい感じがする。

折りたたみ袋

今までもらった記念品の中で最も活躍してるのがこの折りたたみ可能な袋。上においてあるのは、大きさの比較用の新書。ぼけててみにくいが、新書の下にポケットがある。本体を折りたたんでこの袋に入れると・・・


このくらいの大きさになって持ち運びが便利に。学校の帰りにスーパーに買い物に行くときに、これは本当に便利。教科書とかを入れるかばんに食料を一緒に入れると汚れてしまうので別の食料専用の袋が欲しいのだが、あまりごてごてしたものを持っていくと邪魔になって困る。使ってないときはコンパクトに折りたたんでおける袋というのは実に重宝する。

歯磨き粉


実用的な記念品またしても。東京の献血ルームでポイントをためたか何かしてもらった。今度は外箱も中のケースも献血専用の仕様になってる。これもあって困ることは無いが、洗剤より減り方がゆるやかなのでたまると困る。

泥炭石の石鹸


名古屋の献血ルームにて、またも実用的な記念品。美肌に特に関心は無いが、石鹸をもらって困ると言うこともない。これが店で売られてるのを見たことが無いが、値段で言うとアタックやトップと同じくらいなんだろうか。

トップ


愛知でも洗剤をもらえる。東京のは特製の外箱に入っていたが、こちらは市販のものにシールを貼ったもの。名古屋では、衣料品用洗剤・食器用洗剤・石鹸の3つから選べるようになっている。ボールペンばかり蓄積されてしまう東京より親切だ。この辺はたまっても全然問題ないし。

アタック!


ポイントがたまって東京でもらった。実用的な記念品の代表格。これならほとんど全ての家で使えるだろう。腐るものでもないし、いくらあっても困ることは無い。外箱は献血用の特製。

携帯ホルダー


通常の記念品ではなくて、献血ルーム移転記念か何かの限定記念品だった。2本の腕が動くようになってて、「ケータイや缶などのホルダーに使えて便利」だそうだ。家に来て一ヶ月経過して以降は机の隅っこでほこりをかぶってる。実用的で役立つものが多い中で、役立たずだった数少ない記念品の一つ。

ペン類


一番たくさんもらうのが各種のペン。左からボールペン、ネームペン?(水性の細いやつ)、ペンと蛍光ペンが両端にあるもの。献血でもらう各種の粗品には「ナースキティ」が入ってることがけっこうある。そういうのが好きな人には楽しみかもしれないが、男の大学生がこういうのばっかり使ってるとちょっと恥ずかしいかも。

シャープペンシル


愛知の金山駅前にある献血ルームでもらった。最高級でも最下級でもない一般的なシャーペン。

ポイントカード2

普通のポイントカードのほかに、このカードを持参して指定の条件を満たすと記念品がもらえるというのもある。これは、「平日の午前中または木曜日にこのカードを提示すると粗品」。毎回もらえるわけではないがけっこうくれる。

「このカードを持参して成分献血すると粗品進呈」。

条件を満たせない献血を繰り返すと同じカードがどんどんたまっていく。

ポイントカード 


献血に行くと、記念品だけでなくポイントカードももらえる。このポイントがたまると、日々もらえるものよりもちょっと豪華な記念品が。これは東京のもの。他は愛知県しか行ってないから知らないが、多分都道府県ごとにあるんだろう。

ちょっと見にくいけど、上の部分の拡大。成分か全血か、平日か休日か、午前か午後かなどで事細かにポイントが分かれている。

こちらは愛知県のポイントカード。白抜きのところには献血番号と名前。基本は東京と同じ。

「豪華な記念品をゲットしよう!」まだもらってないが一体何をくれるんだろうか。

献血カード


 最初に献血に行くとまず本人確認をしてこの献血カードを作ることになる。この本人確認は相当ゆるいもので、写真も住所も書いてなくていいし、公的でないものでも全く問題ない。2年位前まで紙の手帳に手書きだったが、カードに変わった。

 自分が最初に行ったときは受験で東京に行ったついでに駅でやったが、宛名が自分の郵便物で作れた。その後暗証番号を忘れて再設定したときは名前しか書いてないゲオのポイントカードでOKだった。ハードルを少しでも低くしようというのは分かるが、血をもらう人の命がかかってるのにそんなでいいのかとも思ってしまう。

裏面。直前3回の献血と次に行ける日が分かって便利だ。ただ、手帳の時にはあった血圧の表示欄が無くなった。血圧を気にするような年じゃないからいいけど

献血記念品シリーズ

 若い人々の献血がどんどん減ってるらしい。無料で血液検査してもらって、少なからず社会貢献できて、菓子とドリンクがフリーで、記念品までもらえれば言うことないと思うんだが。最初がちょっと痛いけど後は寝てるだけだし。昔のように金券をあげることにすればこんな時代だからまた増えるのかもしれないが、金目当てに危険な血が集まってきてもダメだし、難しいところだ。自分が行ってるときはけっこう混みあってるような印象なんだが。

 自転車でいけるところに献血センターがあって、予定が無ければ2週に一回成分献血に行ってるヘビーユーザーとして、行く人が少しでも増えればということもあって、もらってきた記念品の数々を紹介してこうと思う。自宅の高校生はともかく、一人暮らしならけっこう役に立つアイテムが多い。

ロシアのミサイル基地の廃墟


 

 破壊されることなく放棄され、放棄された後も荒らされることなくそのまま朽ち果てている珍しい廃墟ということのようだ。ロシア廃墟ツアーなんてのを開催したら、不況の中でもけっこう客が集まったりして。

 引用元は

English Russia >>Abandoned Missile Launch Site

google概論 失敗や弱点も含めて




 2008年9月に日米同時出版。分厚くて内容の濃い本だったが、広島旅行の往復で一通り読めた。世にあまたあるgoogle本の中では、最も新しくて良質な本なのではないだろうか。

 日本のグーグル本を読んでると「全知全能の天才集団がmicrosoftもyahoo!もなぎ倒して世界制覇に向けて邁進している」ような印象を受けてしまうが、あまり注目されないところで失敗をけっこうしている。動画検索ではgoogle videoが大失敗に終り、買収したyoutubeからもいまだに利益を生み出せていない。また、有料で専門化が質問に答える「Google Answers」はユーザー同士が質問・回答をしあう「yahoo answers」(日本の知恵袋)に敗れ去った。現在圧倒的なシェアを誇る検索にしても、wikipedia式に人の手も使った「ソーシャル検索」が脅威となりつつある。アルゴリズムを使って人の手を経ないでやるサービスは得意でも、ユーザーを巻き込んでコミュニティを作るようなサービスは若干苦手なようだ。

 他にも、

・googleは本当にイメージ通り開放的な企業なのか

・googleがfacebookに対し感じている脅威

・サービス群を支える巨大なデータセンターの存在

など、新たな発見や視点を多く得られる本。礼賛でも批判でもない中立的な立場(若干google寄り?)からここまで詳細に書かれた本は貴重なのではないだろうか。設立当初からyahoo!をめぐる騒動までがおさえられているし、大学で「google概論」という科目があるとしたら教科書になりそうな本。自分は図書館で借りたが、買っても2000円の元はとれて余りある本。

 ところで、この本の出版元はNHK出版。NHKは少し前にも「google革命の衝撃」をやってたし、最近は「デジタルネイティブ」というのもやってた。さらにオンデマンドの番組配信も始めたりと、テレビ各局の中ではそういったことに一番積極的みたいだ。責任者の人がそういうのが好きなんだろうか。NHKは民放と違って利益を中心に考えなくてもいいから、やりやすいのかもしれない。公共放送として、遅々として進まない「放送と通信の融合」の旗振り役になって欲しいですな。




2008年12月22日月曜日

日経市場占有率 2009

 毎年最新版が図書館に入るので、あるとつい借りてしまう。



 品目はかなり多いしその変動要因についてもつらつらと書いてあるわけだが、そのシェアの出所がほとんど「日経推定」っていうのが微妙。

 巻頭の「グラフの見方」には

「複数の有力企業などに日本経済新聞社が取材してまとめた場合は「日経推定」とした」

と書いてある。

 この「取材」っていうのは、企業が公表してる有価証券報告書などの各種資料から読み取ったということなのか、それ以外に日経の優秀な記者の方々が経営陣と入魂になって入手した資料ということなのかよく分からない。「アクリル短繊維」でトップシェアになってる三菱レイヨンのアニュアルレポートと有価証券報告書を見てみたが、売上は分かっても生産量は見つけられなかった。

 まあどこかで会社から正式な発表がされてるんだと思うが、ただ「日経推定」だけでなく出所をきちんと明記したほうが良いんではないだろうか。ちゃんとした数字なのに信憑性に疑問をもたれては日経としても損だろうし。

2008年12月19日金曜日

yahoo!ニュースの”この話題に関するブログ”

これって半分以上がスパムブログなんじゃないだろうか。たとえばこういうの。

阪神・今岡、引退覚悟の大幅ダウン悲壮更改って?

阪神・今岡、引退覚悟の大幅ダウン悲壮更改のうわさ

 一応記事の上と下に人が書いたような文章があるにはあるが、ちょっと見てみれば内容が全く無いってことがすぐ分かる。アフィリエイトの収入目当てに機械で生成してるんだろう。そういうブログがかなり存在するってことはちらほら聞いていたが、実際に拝見したのは初めてだ

 yahooがこれを知ってて野放しにしてるのか、それとも何とかしようとは思ってるけど有効な手立てがないのか、もしかして全く知らないの?どれにしても恥ずべきことだ。

 日本で最も利用されてるサイトの一つがゴミクズの跳梁跋扈に力を貸しているとは・・・。自力で掃除ができないんだったらせめてユーザーが「スパムブログの報告」をできるフォームくらい設置しとけばいいのに、一体何を考えてるんだろうか。

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 小さなポスト

 大学に行く途中で、自転車に乗って郵便配達をしてる人を数人見かけた。そろそろ年末年始ゆうメイトが始まってる頃なんだろうか。別の記事で、「ゆうメイトは自転車が無くなって原付に一本化された」と書いたが、全国的に行われているということでは無く、地域によって違うようだ。確かに、自転車と原付の二種用意しておくか原付に一本化してしまうかの選択はなかなか悩ましい。原付で人数が揃えば配達業務が効率化できて内務もはかどるが、自転車しかない高校生が応募を控えて人数が減ってしまっては逆効果だ。

 その外務で配る郵便物は、普通郵便のみになる。長期のゆうメイトだと書留、速達、配達記録なんかも配るみたいだが、短期はただポストに入れるだけのもの限定になる。しかし、ただポストに入れるだけといっても、ポストに入らないような形状のものであれば直接手で渡さなければならない。一応ルールとして、完全にポストに入れることができない場合は手渡しにして、留守であれば持ち帰るということになっているのだ。入らないからといって玄関付近に置いておいて、もし何者かに持ち去られたら重大な責任問題になってしまう。それに、雨やら雪やらでぬれたら困るものがほとんどだろうし。

 この季節の一般郵便でポストに入らないものといえば、一番多いのがカレンダー。でかいのを丸めて郵便にしてあると、幅でも長さでも全くポストに入らないし、一枚の薄い紙だとしても折り曲げ厳禁なので入らないことが多い。その他、季節柄というわけではないが、でかくてポストに入らず数も多いのが例の通信教育大手の教材と勧誘のパンフレット。あれがある日と無い日では、郵便を入れるかばんの数が一つ増えて一時間余分にかかるくらいの差がある。

 直接渡さないといけない郵便物は確かに厄介だが、誰とも会話することなく寒風の中を走り回るよりは、事務的であってもちょこちこと会話があったほうがいいのかもしれない。さすがに御茶や菓子を振舞ってくれるなんてことは一度もなかったけど、「ありがとう」といわれるだけでもそれほど悪くない。

 

2008年12月13日土曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) ゆうメイトが大人気

 なんか、金融危機で失職した人があふれてるとかで、高校生や大学生以外の人のゆうメイト応募が殺到しているらしい。

共同通信

年賀状バイトに応募殺到 雇用悪化で一変、郵便事業会社

 大人気で充足率が20%上昇してもまだ80%にしかならないとは。そんなに人気が無いとは知らなかった。地方なら他と比べても遜色ないはずなんだが。

 にしても、必要な人数の6割にしかならないバイトで年賀状配達をやってたとは驚きだ。去年深夜内務をやってたとき、クリスマスの頃に局員の人がここ「数日ほとんど寝ないで仕事をやってる」と言ってたが、これでは無理もない。

 少し前に、年賀状を出す締め切りの日を明確にしたほうが良いのではないかという記事を書いた。しかし、ここまでひどい状況だと年賀状の継続の是非すら検討すべきなのかもしれない。通常料金と同じなのに配達日指定の厳しい郵便物が、通常の何十倍もの量で一年に一回数週間のうちに集中する、というのは郵便局にとって利益になるものなのかどうか。

 

 売上の増加は、もちろん売れた年賀状の枚数×50円。

 年賀状関連の費用としては

・年賀状のデザインから印刷まで、及び余剰の年賀状の廃棄費用

・広告、記者会見、街頭でのキャンペーンなどに費やされる広告宣伝費

・臨時雇いの人員を確保するのにかかる諸経費。募集広告から面接に当たる局員の人件費、振込み口座の処理など。

・一年に一回使うだけの高性能区分機を維持し、適宜最新のものに更新していくのにかかる費用。

・その他諸経費。年賀状の販売計画、人員の配置計画などに携わる局員の人件費。

郵政のプロでも何でも無いので、大幅な黒字で郵便制度を支える柱になっているのか、それとも大赤字で大いに足を引っ張っているのかは全く分からない。しかし、官営から利益も重視する民営になったんだから、それくらいは計算して公表すべきではなかろうか。今は国が100%保有してるんだから、実質国民全体が株主のようなものだし。

2008年12月11日木曜日

operaの不具合 2点

少し前にoperaでのみbloggerの「作成モード」が使えなくなったという記事を書いた。それは現在復旧しているんだが、新たな問題が二つも発生してしまった。

・google analyticsのレポート表示で、当日のみのデータを見ようとすると不具合が発生してブラウザが終了してしまう。毎回必ず起こるというわけではないのだが、頻度は高め。

・「ニュースフィードを読む」をクリックできない。個別のフィードをクリックして見ることは普通にできるのだが、一つずつ見ていかないといけないというのはかなり不便。

マウスジェスチャが非常に便利で好きなブラウザなんだが、重要な部分にこうも不具合が続けて起こるとちょっと・・・

chromeに早速抜かれてしまったみたいだが、画期的な機能とともにこういう細かい部分の修正も大事なんではないかな

追伸

この記事を書いた直後に何とかならんものかとフィードをもう一回クリックしてみたら、これが普通にクリックできる・・・念のため10回くらいクリックしてみたが、失敗は一度もなし。ブログの記事を察知して慌てて直したんだろうか。

2008年12月9日火曜日

ロシアの鉄塔の廃墟



 Empire State Building(381m)よりわずかに低い程度の高さの鉄塔。雪の日に何の安全対策もせずよく登れるものだ。写真を見てるだけでぞわぞわしてくる。

元の写真は English Russia       Tallest Abandoned Structure   へ。

2008年12月7日日曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 遅配などについて


 年賀状シーズンになると必ずニュースになるのが「遅配」。郵便局もできるだけ1日に配ろうと機械化、ゆうメイト増員など努力をしているが、根絶はおろか減らすこともなかなか難しいようだ。

 しかし、年賀ハガキを見ても「これを12月×日までに投函すれば、1月1日に配達します」などということはどこにも書かれていない。窓口でハガキを買ったときに同封されるカードには一応「25日までにお出しください」と書かれているが、26日以降に出すとどうなるかは不明。民営化した”JP”の年賀状用のページを見ても、何日ごろまでに出して欲しいということすら書いていない。一体どういうシステムになってるんだろうか。

郵便年賀.JP

 

 wikipediaによれば、年賀状は正式には「年賀特別郵便物」という一種の特殊取扱で、2006年を例とすると、12月15日から28日の間に「年賀」と朱書きしたハガキを出せば1日に配達するということのようだ。それ以降に投函されたものについては、1月7日までは消印を省略するものの、元日に必ず届くということにはならない。何日から何日まで受け付けるかはその年によって多少前後するようで、今年は25日までということのようだ。

 郵便局が年賀状の特殊取り扱いの内容に忠実であろうとするなら、15~26の間に出されたものの配達を最優先して、その作業をした上で余裕があれば27日以降に受け付けたものの処理をする、という体制にしても良いわけだ。一通でも多くの年賀状を受け付けて元日に配達したいというのは分からんでもないが、そのために早めに出した人の分まで遅配にしてしまってはどうにもならん。遅く出した人も、特殊取り扱いの内容を知っていればもっと早めに作ってたかもしれないのに。そもそも、今の仕組みでは受け取る側は年賀状がいつごろ投函されたかが分からないから、31日の午後に投函されたものが4日ごろ配達されてきたとしても「遅配」で苦情になってしまう。どうもやり方があまりうまくないようだ。

 それであれば、「25日までに受け付けたものは責任をもって1日のうちに配達し、もし遅れた場合は枚数×50円を返金する。しかし、26日以降のものについては1日に届けるよう努力はするが、遅配があったとしても苦情は一切受け付けず返金もしない」というふうにしたほうがいいのではないだろうか。25日以前かそれより後かを判断するために、年賀状専用に干支風の凝ったデザインの消印も用意して押印する。年賀状の数がさらに減少するかもしれないし、消印を押す手間が増えて作業能率がさらに低下するかもしれない。しかし、処理できる限界を超える量を引き受け、本来は受けなくてもよい苦情を大量に受け取るという現状よりはましになるのでは。

短期アルバイト 2008 12.7 中学生対象の模試の試験監督

 毎月第一日曜日に開催されるこの模試の試験監督にはいけるときは毎回参加している。10月には「ドタキャン要員」となって、当日欠席が出た別の会場に派遣されるという珍しいことを体験した。11月は普通の試験監督をこなして、12月のアルバイトでの役目は試験監督ではなく本部の係員という役回り。経験回数が多い奴にはいろんな仕事をやらせようということなのか、それともただの偶然なのか。

 何をやるかといえば、各教室を周って回収した答案を本部へ運んだり、次の教科の問題を各教室に届けたりといった作業がメイン。この作業は試験監督がちゃんと仕事をしているかどうかの監督も兼ねていて、「試験監督の監督」といったところか。他には回収した答案や受験票の記入漏れチェック、整理作業などを行う。

 試験監督は動かずに立ち続けなので終わった後にかなり疲れが残るが、こちらの本部要因の仕事は立つにしても歩き回るからそれほどでもないし、答案整理の時は座ってやるので疲労回復の時間も適宜できる。難易度はそれほど変わらないから、やるとしたらこっちの方が良い。試験監督でも非常に割りのいい仕事ではあるけど

2008年12月6日土曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 深夜の内務6 年賀状の宛名書きに関して

 今回は、アルバイトの内容についてというよりは、やっていて気づいたことについて。

 内務の仕事をやっていると、手書き、印刷に関わらず機械が読み取れないのが以外と多いことに気づく。数字を入れる赤い四角からずれてると、普通のフォントでも読み取れないことが多いようだ。凝った普通でないフォントの字だと、四角の真ん中でも読み取れないこともある。プリンタで一気に印刷してしまう場合は、数字を一般的なフォントにして、ためし刷りをしてちゃんと位置があっているかを確認してからにしたほうが良いようです。

 あとは、番号の間違いがあるとやはり辛い。一番下の数字を何個か間違えるならせいぜい隣の町に行くくらいでそれほど問題は無いのだが、例えば愛知県半田市の475-****を入力しようと思って575-****と打つと大阪府四条畷市に行ってしまう。差出人の近くの局で区分されていったん半田市へ行き、そこの区分の最終段階で人が住所を見て郵便番号の間違いに気づき、修正をして改めて四条畷へ、そこでまた区分をして再び愛知へ・・・なんてことをやってると、早めに出したつもりが元日に届かないなんてこともありうる。差し出す前に郵便番号と住所は差し出す前にもう一度確認を。パソコンの賀状作成ソフトだと、郵便番号を入力すると住所が打ち出される形なので、この種の間違いはあまり起こらないかもしれない。手書きは要注意。

 手書きの郵便番号の珍しい例では、郵便番号が達筆な漢数字で書いてあるなんてのがあった。郵便局の機械はそこまで高性能では無いので、楷書のアラビヤ数字でお書きになるほうが確実。

 郵便番号を記入すれば県名、市町村名くらいは省略しても分かるはずなのだが、省略をするのは少なからぬリスクがある。同じ町内だし大丈夫だろうと思って番地のみを書いて出して、実は郵便番号を間違えていたらもうお手上げだ。上の例での如く475-****を575-****と間違えたとすると、さすがに大阪の郵便局で愛知県の詳しい住所までは把握しきれない。多分1月の4日あたりに「あて先不明で配達できませんでした」と赤いはんこが押されて戻って来るのでは無いだろうか。外務の配達をやってると、その種の赤いスタンプを押された年賀状が実はけっこう多い。

「あて先不明ではいたつできまでんでした」

なんていうスタンプがちゃんと用意してあるんだから、そういうミスは相当多いのだろう。それでも差出人の住所が書いてあればまだ返送できるので良いが、名前しか書かれていなかったらもうどうしようもない。そういうのもまあまああったが、一体どういう運命をたどるのだろうか。

 住所の上のほうを省略するのに加えて、住所の下のほうを省略してあるのも多い。これも同じ町内だから丁目や番地を書かないのだろうが、郵便局員全員がその市の地名全てを熟知しているわけではない。臨時雇いのゆうメイトならなおさらだ。多分その区域の配達を長年やっている熟練の局員に問い合わせて住所を特定するんだろうが、その分他の賀状の作業が遅れることとなる。その周辺の番地に住んでる人がみんな同じ苗字という場合だと、いかに熟練といえど特定できないかもしれない。あとは、アパートやマンションの名前を省略して、○丁目*番地の444号室 ×× ○○様という風に書いてあるのもけっこう困ることが多い。自分が実際やってたとき、全部で30棟ある公営住宅あてでこれをやってるのが少なからずあった。30人の住所といちいち照らし合わせろと・・・

 今までは住所、あて先の不備や誤記の話だったが、裏面だけ印刷されていて表面は真っ白というのもけっこうある。これも裏面に住所が書いてあれば差出人に戻すのだが、表面に差出人を書くスタイルだと処置のしようが無い。

 最後に裏面に関して。多くは無いが、かなり凝った手作りの賀状で裏面が立体的になっているものがある。機械はそのへんの力加減を知らんので、ビニール袋などに入れて出すか、窓口に持っていって丁重に扱って欲しいことを申し出るほうが無難。

・郵便番号と住所のフォントを標準的なものに設定し、ためし刷りで位置を確認

・住所は念のために県名から一番下のアパート名まで書く。 

・裏表がちゃんと印刷されているかを出す前に確認。 
 
これだけのことをやれば、誤配・遅配・返送のリスクはかなり減るのでは。 
 

 

2008年12月3日水曜日

郵便局 年末年始ゆうメイト外務(年賀状配達)6 局員の人々

 初めてアルバイトをやる場合は特に、自分の上にたつ正社員(郵便局の場合は「局員」というんだろうか)がどんな感じの人か気になるかもしれない。年末年始のゆうメイトの場合でも少なくとも10日くらいは働くので、悪質な局員に無理難題を押し付けられたらどうしようかと思ったり。

 自分は3回外務のアルバイトをやって、3回とも違う担当者だった。それぞれの回でチーフとサブみたいな人がいたので合計すると6人になるが、嫌な感じの人は一人もいなかった。初回勤務の時の配達区域の説明も懇切丁寧だったし、1年目の2日目くらいに配達しきれず持ち帰ったときも全く怒られることは無かった。それなのに早く終わったときは「さすがだ」とか何とか言ってやたらにほめてくれた。

 学生は本当の労働力として期待するというよりは、お客様のような扱いのようにも感じられた。あまりにもきつく怒って、配りきれないものを橋の下に埋められてはたまらないと思って意識的に優しく接しているのだろうか。別にそんな作戦でもなく、本当に良い人が多かったように見えたが。自分は残念ながらそういうことは無かったが、兄が行った時は大晦日に局員の自腹ですき焼きやで「決起大会」をやったらしい。郵便配達という仕事が本当に好きなんでしょうな。その局は民営化後に集配局ではなくなってしまったが、今はどうしているんだろうか

郵便局 年末年始ゆうメイト外務(年賀状配達)5 1月2日以降から終了まで

 大晦日の準備作業から元日の年賀状配達までが終われば、あとはおまけみたいなものだ。昔は外務の1月2日は全員必ず休むことになっていたのだが、おととしはそういうのは無くなっていた。しかし、最初の勤務希望日の提出のときに2日を休みにして出しても特に問題は無いはず。

 年が明けると、大晦日までにかなり減っていた一般郵便物が年賀状の返信なんかもあって再び増え始める。しかし、超大量の年賀状配達の激務をクリアした後となってはなんでもない量だ。配達一日目や二日目を思い起こすと、いかに配達ルートが頭に入っていてもろもろの動作もこなれたものになっているかがよく分かる。たいした仕事じゃないけど、目に見えてよくなっているというのはやはり嬉しい。

 年明けの何日に終わるかはその人によるが、だいたい新年最初の週くらいまでやって終わるケースが多いみたいだ。何の問題も無く勤務できていれば(ほぼ全てのゆうメイトはそうだが)、局員の人に感謝されてすがすがしく終わることができる。給料は後払いで、1月の中旬あたりに郵便貯金の口座に振り込まれる。もう銀行になって相互振込みも可能になったのでどうなるか分からんが、自分がやったときの振込先は郵便貯金の口座限定だった。

 こうして振り返ってみると、郵便局の外務のアルバイトって高校生が勤労を初めて体験するには絶好だったという気がする。そう困難な仕事で無いけれど単純作業でもないし、やっていることが分かりやすいし、人と触れ合って感謝される機会もあるし、冬休み限定でできるし・・・。外務の自転車が無くなって原付限定となり、高校生は内務のみにするというのは安全と効率を考えれば仕方ないのかもしれないが、惜しいことだ

2008年12月2日火曜日

郵便局 年末年始ゆうメイト外務(年賀状配達)4 外務の苦労

・重き荷を負うて遠き道を行くが如し

徳川家康では無いが、自転車の前と後ろに大量の郵便物を抱えて坂道を登るのは実に難儀なことだった。重い荷物をたくさんつけていて不安定なので、坂の途中にある家はもちろんのこと、平地に自転車を止めるときでも倒れやしないかといつも心配しながら配達してた。原付ならそのへんの苦労はだいぶなくなっているかもしれないけど

・雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ

雨や雪の日の外務は本当に辛い・・・。郵便物の雨よけカバーと人間用のカッパは支給されるのだが、配達をするのに手を出さないわけにはいかない。ぬれた手が寒風に吹きさらしになって感覚がほとんど消失する中、塗れた(凍った)道路でスリップしないように、郵便物をぬらさないように細心の注意を払いながら業務を遂行しなければならない。幸いにして今まで元日に雨だったことは無いが、もしそんなことになったらもう給料要らないから休ませてくれって言いたくなってしまうかも。それくらい辛い

・猛犬注意

放し飼いの犬が配達員に襲い掛かってくるというのはさすがに無いけれど、吠え掛かってくる犬というのは少なからずいる。玄関付近のでかいドーベルマンやシェパードが、つながれている鎖をぴんと張らせてこちらに向けて盛んに襲い掛かろうとしているのを毎日間近で見ると寿命が縮む気がする。あれは何日やっても慣れることはできんな。もともと犬嫌いだったのが、郵便配達をやってますます強化されてしまった

短期アルバイトと自炊の日々

 そんなブログのタイトルのくせに、短期アルバイトの記事ばかりで自炊の記事が一つも無かった。前にやってたブログでは今みたいな短期アルバイトの記事に加えて、自炊の料理の写真を毎日掲載していたんだが、bloggerに移行してから自炊の写真のほうは止めてしまった。

 自炊をやっているところを見られたり、昼に大学で弁当を食べているところを目撃されたりすると、たいていの人は驚愕するようだ。一人暮らしの大学生の男のくせに、毎日毎食自炊しているというのが驚きのポイントなのかもしれない。

 自炊を全くやっていない人から見ると料理というのはかなりの手間と技術を要する芸当と見えるようだ。しかし、実際自分の場合はそんな手の込んだことは全くやってない。ある日の夕食の一例を挙げてみる。

塩サバ・・・一枚を買ってきてレンジのグリルで焼くだけ

煮豆・・・大豆の水煮を買ってきて、さいの目に切ったニンジン、こんにゃくを加えて醤油:砂糖=2:1にだし汁でしばらく煮る

ご飯・・・洗って炊飯器で炊くだけ

味噌汁・・・白菜、大根を切ったのときざみ揚げをおわん一杯分の水、味噌適量と共にしばらく煮る。

微細な火加減も卓越した包丁さばきも何も無い。時々鍋を開けて具をつついて、柔らかくなるまで煮たり焼いたりするだけだ。冷凍の魚を焼くときは弱火で長めにするといった工夫くらいは必要だが。

 味と見栄えにこだわりを持ってやるなら別だが、コストと栄養バランスのみに気を使うのであれば料理のテクニックは全く必要ない。むしろ毎日メニューを考えて買い物に行き、食器の準備と後片付けをきちんと行うといった付随することのほうが大変なのかもしれない。スーパーで売ってるものは野菜にしても加工食品にしてもだいたい2~3人分なので、それを余らせないようにうまく回転させていくには最初のうちはちょっと苦労するかもしれない。

 自炊を始めると最初のうちは疲れるし時間ないし基本的なことでも失敗するしでかなり大変だが、一ヶ月か二ヶ月耐えて継続できれば、後はどんどん楽になっていく。そのうち、「分量の多いのしか売ってないこの食材をどう配分して使い切るか」を考えるのが楽しみになってきたり。

 ちなみに、直近の2008年11月の食費は100%自炊で12628円。中旬までは家から送ってもらった柿があって、コメと味噌ももらったのがあるので買っていないが、そのほかの食材は全て自分で購入した。多分実家からの援助がないとも3000円かそこら増えるだろうが、それでも外食三昧よりはよほど低コストで健康的なものではないだろうか。

 経済の先行きが全く分からない時代だし、今は外食代をまかなうのに十分な収入がるあるとしても、食費を低減できる週間を身につけておくのも悪くない