大晦日の準備作業から元日の年賀状配達までが終われば、あとはおまけみたいなものだ。昔は外務の1月2日は全員必ず休むことになっていたのだが、おととしはそういうのは無くなっていた。しかし、最初の勤務希望日の提出のときに2日を休みにして出しても特に問題は無いはず。
年が明けると、大晦日までにかなり減っていた一般郵便物が年賀状の返信なんかもあって再び増え始める。しかし、超大量の年賀状配達の激務をクリアした後となってはなんでもない量だ。配達一日目や二日目を思い起こすと、いかに配達ルートが頭に入っていてもろもろの動作もこなれたものになっているかがよく分かる。たいした仕事じゃないけど、目に見えてよくなっているというのはやはり嬉しい。
年明けの何日に終わるかはその人によるが、だいたい新年最初の週くらいまでやって終わるケースが多いみたいだ。何の問題も無く勤務できていれば(ほぼ全てのゆうメイトはそうだが)、局員の人に感謝されてすがすがしく終わることができる。給料は後払いで、1月の中旬あたりに郵便貯金の口座に振り込まれる。もう銀行になって相互振込みも可能になったのでどうなるか分からんが、自分がやったときの振込先は郵便貯金の口座限定だった。
こうして振り返ってみると、郵便局の外務のアルバイトって高校生が勤労を初めて体験するには絶好だったという気がする。そう困難な仕事で無いけれど単純作業でもないし、やっていることが分かりやすいし、人と触れ合って感謝される機会もあるし、冬休み限定でできるし・・・。外務の自転車が無くなって原付限定となり、高校生は内務のみにするというのは安全と効率を考えれば仕方ないのかもしれないが、惜しいことだ
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