春・秋と年に2回ある情報処理技術者試験の試験監督のバイト。他と比べて申し込み開始の時期が異様に早いが、会場も大量にあるので出たその日くらいに申し込めばまず間違いなく入れる。
これまでの3、4回は全て教室の監督だったのだが、今回は「管理員」というポジションだった。やることは庶務全般といった感じで、答案・解答用紙を部屋別の枚数により分けたり、試験監督が行った出欠席の確認をダブルチェックしたり、試験終了後の答案用紙の回収確認を行ったり、などなど。
今回自分が受け持ったのは、午前中は最寄駅~試験会場までの道中に案内板を持って立ち道案内。昼食を挟んで午後は、試験時間中は試験室の外で詰めて不測の事態に備え、終わった後は回収答案のチェック、全て終わった後の教室の清掃・現状復帰といったところ。試験時間中に暇で眠くて困るのは試験監督と変わらないが、廊下なので姿勢を崩したりちょっとした体操をしたりといったことがやりやすいのは良い。
この試験で注目すべきなのは、その報酬の高額さ。平の試験監督でも12000円、大教室を統括する「主任監督」になれば14000円・平でも普通より1時間早い7時からの勤務に当たれば14000円など、他では全く考えられない日給の高さだ。さらに、これは多分大学生のバイトでは担当できないのだが、「主任管理員」とか「副責任者」とかになると、何と日給19000円・・・
独占産業は消費者に対し強い立場で臨めるというのは、真に経済学の教科書の言うとおりだ。
初回勤務は単なる「監督員」で、回を重ねると「主任監督員」などに昇格していくシステムになっているものと思われる。年に2回しかないので、募集のかかったときを見逃さずに。
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