2009年10月14日水曜日

中日新聞と朝日新聞が相互印刷の提携

 朝日新聞は北陸地方の分を中日に委託し、中日は東京新聞を朝日に委託する。
 
中日新聞ホームページより
【中日新聞からのお知らせ】
中日新聞と朝日新聞、相互印刷で合意

 
 「さらに安定輸送ができるようになる」とかしか書いてないが、コスト削減が最大の目的なのは明らかだろう。朝日にとっての北陸は・中日にとっての関東はマイノリティーだし、互いにまとめて効率化しようと。発行部数の継続的な減少・広告がネットへの流出&世界不況で大幅減で、新聞も何かと大変ですな。
 それにつけても気に食わないのが、紙面で「大企業」に対しやたらと厳しい主張を展開するくせに自分自身の経営情報は全く公開しようとしないこと。ホームページの「企業情報」を見ても、わずかに売上高が公開されているのみだ。一般的な非上場企業で自立してやってるならそれでも何の文句も無い。しかし、「社会の公器」と称して、再販価格維持制度などの特権を「社会のため」として保持しようとするなら、ちゃんとそれに値するかどうかを判断する情報を示せよと。