Google恒例の記念日バージョンのロゴ。今回はやけにリアルな感じですな
このまま食糧危機が深刻化していくようだと、ハロウィーンに限らず毎日毎食カボチャが食卓に並ぶようになるかもね。栄養価が高くて育てやすいってことは戦時中の経験でよく分かってるし。大豆と麦が無くなって魚も獲れなくなれば、食卓に並ぶのはコメ、サツマイモ、カボチャ、ジャガイモ・・・・。意外と何とかなりそう?飽きるかもしれんが必死に育てれば餓死はしないのかもしれん。
短期アルバイトの体験記とアゲハチョウの飼育記録を中心に
Google恒例の記念日バージョンのロゴ。今回はやけにリアルな感じですな
このまま食糧危機が深刻化していくようだと、ハロウィーンに限らず毎日毎食カボチャが食卓に並ぶようになるかもね。栄養価が高くて育てやすいってことは戦時中の経験でよく分かってるし。大豆と麦が無くなって魚も獲れなくなれば、食卓に並ぶのはコメ、サツマイモ、カボチャ、ジャガイモ・・・・。意外と何とかなりそう?飽きるかもしれんが必死に育てれば餓死はしないのかもしれん。
昨日はかなり遠方に行って、開店から閉店まで来店客のアンケート調査。
アンケートの内容は「お買い物調査」というもので、
・何をどれだけ買ったか
・普段はどこの店を使ってるか
・施設・サービス面での不満・要望は何か無いか
といった感じのことを尋ね、最後に粗品として洗剤を渡す。割と詳しくいろいろ聞くのでかかる時間は概ね10分~15分くらいだろうか。自分のアプローチの仕方が拙かったのもあるだろうが、その長さを敬遠してアンケートを受けてくれない人がけっこうたくさんいた。あと、粗品の魅力がちょっと乏しい?
やることは店の入り口のどこかでアンケート用紙・粗品を並べて待ち構え、帰ろうとするお客に手当たり次第アンケートをお願いしていくのみ。たちっぱなしでけっこうつらいかと予想していたが、アンケートをとるときはしゃがんでやるのでそれほどでも無かった。山パンのライン作業でのたちっぱなしと比べればなんでもない。担当した場所は昨日やったのはエレベータ前で、表示で出てくるタイミングが大体分かったので若干心の準備がしやすかったかも。
午前中はほとんど獲得できなかったが、午後の夕方以降くらいになると続々と応じてくれるようになり、結局一日のトータルでは割り当て分の人数をぎりぎり達成できた。ショッピングセンターで買い物と夕食を楽しんだ後だと、アンケートくらいならやってやろうかという気になるのかもしれん。
時間 0730~2200
給与 10000円以上だったと思う。まだ振り込まれていないので不明
その他 ショッピングセンターでやるバイトなので、昼食や夕食の調達には苦労しない。
yahooのヘッドラインに広告付き無料年賀状「tipoca」なるものが出てたので早速申し込もうと思ったのだが、申し込みフォームに行こうとするとエラーが出て表示できなくなる。どうやら大人気でアクセスが殺到してダウンしてるらしい。ベンチャーだからしょうがないかもしれんが。これを企画したメディアミックスのホームページも一部「service temporary unavailable 」になってるし、この会社果たして大丈夫なのだろうか。まあ、こっちは住所氏名を送るだけなので損害を被ることも無いのだが。個人情報が流出するといっても、そんなたいした価値のあるものでもない
郵便局では高校1年、2年、大学1年と自転車で郵便配達をする外務の仕事をやってきたのだが、民営化の影響なのか2007年末~2008年初のバイトから外務は原付のみになってしまった。一応免許はあるのだが、一度も乗ったことの無い原付を駆使して仕事をするのはちと不安だ。自動車の運転だってかなり下手なほうだし、一度やったことのある兄によればちょっとくせがあって若干運転が難しいらしい。リスクとリターンを考慮した結果、時給は劣るものの深夜手当てもある深夜の内務を選択することにした。
郵便局の短期ゆうメイトに応募する際には、向こうから送ってくる勤務表みたいなのに勤務できる日を記入して返送することになっている。そうがつがつ稼ぐことも無いが、少なめにして採用されなかったら元も子もない。外務の時は全部勤務可能で出しても1日か2日は休日があったし、多分内務もそんなだろうと思って全部の日に丸をつけて出すと、なんと本当に無休に・・・・
今さら休みますとか言えないから、冬休みで実家に帰省した日のほぼ全てを費やして、雨の日も雪の日も、クリスマスも大晦日も正月も勤務した。おかげで115000円ゲットできたし、昼間はまあゆっくりできたから悪くなかったけど。その115000円のうち5割強は、今このブログを投稿するのに使っているdellのvostro1000に変身した。別にアルバイトをしなくても買えるくらいの余裕資金はあったのだが、あの臨時収入が無かったら多分買うかどうか相当迷っただろうし、もしかしたら結局中止してたかもしれない。そういう点から見ても意義深いバイトだった。
この深夜内務ゆうメイトは、やってるときにカスでクズなfc2ブログで毎日何をやったか記録してたんだけど、それも理不尽な凍結で全部消えてしまった。そこそこの人気コンテンツだったのに。まもなくやってから一年がたとうというころになって忘れかけているが、また暇を見つけて内容などを書いていきたいと思う。リアルタイムの時の臨場感や詳しさみたいなのは無いかもしれないが、後から振り返れば整理して冷静に分析できるというメリットもあるし。
で、そのバイトをやってたころよく聴いてたのがこの曲。歌詞の内容も深夜の仕事にふさわしい。
1年に秋と春の2回行われる試験で、試験日のかなり前に大量に募集される。webで申し込みをして、不採用のメールが来なければ採用という微妙な形式だが、申し込めば大体は採用されるようだ。不安であれば募集人数の多い会場に申し込みをしておくといいかもしれない。
何をやらされるかは主催者側で決めるわけだが、一回目は「監督員」か本部作業を行う「監理員」となり、二回目以降は「主任監督員」になるチャンスがあるようだ。「主任監督員」は一つの部屋を一人で担当するか、人数の大きい部屋を何人かの「監督員」に手伝ってもらって担当することになる。基本は普通の試験監督だが、これ特有のこともいくつかある。
・そもそも受験する人が少ない
申込者のうち実際に会場に受験にくる人はせいぜい半分を少し超えるくらい。決して安くない受験料を払って勉強もしているはずなのに、何で来ないのだろうか。勉強がとても追いつかず、受けても無駄だと思ったから?受験料だけ払って受けないほうがもっと無駄だと思うのだが・・・
・途中退出者多い
途中退出が認められているが、それがかなり多い。午後の科目など最後までいる人は半分もいない。つまり最後まで受けている人は受験を申し込んだ人の1/4以下と言うこと。マークシート式の問題であるので、一通りやって見直しも済んだら早く帰りたくなるというのは分からんでもない。
・マークシートに関して
巡回中や回収後の整理中にマークシートの誤記入・記入漏れに気づいたとしても一切訂正や注意をしてはならず、回収後に受験者からの訂正の申し出があったとしても一切受け付けない。非情な気もするが、マークシートへの正確な記入も試験の一部と考えれば、監督官が気づいたものだけ訂正するというのは不公正になってしまう。難しいところだ。
・給料高い
これがこの仕事の最大の魅力。ただの監督員でも10000円、主任になると14000円ももらえる。今まで数多くの種類の監督をやってきたが、日給14000円はいまだに破られていない最高記録だ。今日もなぜか郵便為替で支払われる14000円をゲットして家路に着いた。
時間 0800~1630 0700からの「早出」の場合は2000円加算される
給料 上記の通り
その他 公的な試験には珍しく昼食が無い。給料で買っとけということなのだろう。
土曜日にやる試験というのはかなり珍しい。普通は日曜日か月(祝)にやるものだが。
この臨床心理士の一次試験でもう一つ変わっているのが会場の設定。こちらも普通は大学やら高校やらを使ってやるものだが、この試験の会場は例のエスカレーター事故で話題になった東京ビッグサイト。でかいホールを二つつなげて、一つのスペースに2000人以上も集めてやるのだ。一つのスペースでと言ってもさすがに2000何人を一括管理は無理なので、8つだったかのブロックに分けてやることになる。
主任監督は心理学の先生?がやるので、アルバイトはその補助が仕事。本部から問題と解答を持って会場まで行き、配布と回収、トイレに行く人の対応を主に行う。これまた普通の試験監督であるが、コンクリむき出しの壁と床の超広大な部屋でやるというのがかすかに面白いかもしれない。
東京ビッグサイトが会場なので、最寄の駅は東京臨海高速鉄道りんかい線の国際展示場駅。多摩のほうからはるばる来るのに1時間以上の時間と770円を費やしてしまった。主催者側もそのあたりは分かっているのか、日給には「地理的条件を考慮した」1000円が加算されていた。まあ、試験監督なんて頭も力も使わないし、昼食まで出るんだからこの1000円が無かったとしても行ってただろうけど。
時間 0845~1645
給料 時給1000円×8時間+交通費1000円=9000円
その他 昼食つきの休憩時間が1時間程度ある。海老天なんかもついたちょっと豪華な感じの和風料理
買ったのはこの加ト吉の「4種のあんかけ」。魚とイカのあんかけが2つずつ入っている。電子レンジでやるだけの普通の冷凍食品だ。平常価格は158円。二つでメインのおかず一品分くらいにはなるし、値引きなしでも十分リーズナブルな価格だ。
で、これが問題の商品を買ったときのレシート。赤で囲った部分に注目して欲しい。この日はセールで魚惣菜品が全品4割引だった上に、この商品は賞味期限が近いということで「表示価格より5割引」になっていた。158が64+79=143円引きなので・・・・・15円!何と143/158≒0.95と、驚異の95%引きとなったのだった。スーパーにとってはその日に売れなければ金を使って処分しないといけないものを、金を払って引き取ってくれるんだからいくらでもいいということなんでしょう。でも、イトーヨーカドーにとってのこの製品の原価って一体いくらくらいなんだろうか?
ちょうど半年経ってやっと処分を発表。通ってるのに全然知らなかった。酒を無理やり飲ませた2年生は1人が退学、4人が無期停学(実質退学)になり、寮の「自治組織」は廃止に。学長は給与の一部を自主返納し、副学長は引責辞任となった。通ってるくせに全然知らなかった。
一橋大学のニュースリリースより
自治とか言いながら、困窮して寮に入ったはずの学生達から高額な金を半ば強制的に徴収し、空虚な騒ぎと連日の徹夜での暴飲をするだけだった「学生自治組織」。とうとう終止符が打たれることとなった。発足当初は高い志を持って寮の生活にそれなりに重要な役目を果たしてきたのだろうが、時代と共に劣化していくというのは古今東西共通する現象のようだ。「伝統を守る」と言うのは実は「陋習にしがみつく」となってしまっていた。
今回重い処分を受けた5人も、多分入学する前からこういうことをしようと思っていたわけではないだろう。右も左も分からない1年生の4月に悪しき風習に染められてしまったと考えれば、5人もまた被害者なのかもしれない
ナミアゲハを真上から見たもの
違うもの。ちょっと黄と黒の割合が違う。
花にとまる。
続いてキアゲハ。うちで発生したのは9割以上がナミアゲハで、キアゲハの成虫の写真は一枚しかない。これはサナギから出てきて羽を広げて間もないところ。
この写真ではよく分からないが、wikipediaによればキアゲハとナミアゲハの違いは翅の模様にある。両方の項目から引用すると、キアゲハは
「ナミアゲハとよく似ているが、キアゲハは前翅のつけ根が黒ずんだ色彩で塗りつぶされたようになっていてナミアゲハのように縞模様にならない。また、翅の中ほどは黒い線が細く、和名どおり黄色みが強いので区別できる。」
また、ナミアゲハは
「外見はキアゲハによく似ているが、ナミアゲハは翅の根もとまで黄白色の線が入り、全体的に黒い部分が太い。」
この説明からすると、ナミアゲハとしてあげた写真の2枚目はキアゲハのようにも見える。幼虫の特徴からはナミアゲハだに間違いないのだが。
クロアゲハはもう名前の通り全面的に黒いので確実に区別できる。ことし羽化したもの。
ちょっと遠くから写したもの。これ以下は去年の秋に羽化したもの。
うってかわってドアップの1枚
それぞれの種類に特徴はあるが、どれも幼虫は可愛いし成虫は美しい。世話をするものだからなおもことそういう気持ちになるのだろう。といっても、フンの処分や葉の補充などをやっていたのはほとんど母で、自分は幼虫をつついて遊んでいるのがメインだったが。
今回やった模試は、8日にやったやつとは違うもの。塾が主催するのでは無く、「首都圏最大の」模試の業者が主催するものだそうだ。
これも朝が早いが、やる内容は4教科の試験の監督ということで特筆すべきことも無い。最初の試験問題と教室設営セットを持って担当の部屋に向かうのだが、次の時間からの問題と解答・解説は本部の人が運んできてくれるのは助かる。
あとは、他の小学生・中学生対象模試と違って、巡視をしっかりしていれば座っても良いというのが助かる。立ち続けないといけないと、最後の方に疲れてくるというのもあるが、答案の整理作業も腰を折り曲げてやらないといけないのでけっこう苦しい。
時間
0730~1230 自分に送られてきた募集にはそういう選択肢が無かったが、午後だけや終日というのもあるようだ。
給料など
午前だけは6500円。食事などは無し。
11日、12日と池袋駅の近くでやったのは、美術展の審査の手伝い。何の展覧会かというと、「わが国最大の総合美術展」と書けば分かるでしょうか。
今回は書道系統の作品の審査の手伝い。審査の手伝いというと何をするのかと最初は思ったが、要は審査をする先生方の前に、積まれている作品を持って見せるという作業の繰り返しだ。作品にはごく小さな額のものから背丈以上ある大作、掛け軸まで多様だが、やることの基本的内容は変わらない。
1.大量にある作品を一人一点持って、審査員に見せる。
2.審査員が点数をつけると、その点数に対応した印をつけてもらう。
3.採点が済んで印もつけられた作品を、所定の場所へ持っていく。
4.まだ作品がある場合→再び1へ。 作品がなくなった場合→5へ。
5.終了
応募してきた作品のうち入賞するのは1割にも満たないようだ。審査に近くで接しているとその内幕が分かってなかなか興味深かったが、どんな内幕かは詳しく言うとまずいことになりそうなのでここでは言わない。やるときは大量にアルバイトを募集してるので、東京周辺に住んでいる人はぜひ。
時間 今回は0900~1700だった。例によってだいたいは定刻より少し前に終わる。
給料 日給8500円
その他 昼食あり。3時には展覧会の運営者からお茶とちょっとした菓子が出る。
今回やった試験監督は、小学生対象の塾で塾生に行う月例テスト?の試験監督。外部生はいないので、普通の塾と同じ平日の夕方から夜までとなっている。
やること自体は設営→配布→監視→回収→配布・・・・と普通の試験監督。時間中は座ることなく常に巡回して監視するように求められるのは、以前やった中学生対象模試と似ている。ただ、教室が狭いし試験と試験の間が5分しかないので、時間と空間に若干ゆとりが無い。なれない人が答案の確認や配布にもたつくと、時間をオーバーしてしまうかもしれない。あせらずに普通にやればまず時間通りにできるとは思うが。
時間 休日の朝から夕方までか、平日の夕方から夜までか。
給料など 時給1000円+交通費が定額500円。
その他 朝から夕方までの時は昼食が出る。
我が家でイモムシからチョウになったのは、今のところナミアゲハ、キアゲハ、クロアゲハの3種類。これがちょっと複雑な関係になっている。
エサ
ナミアゲハとクロアゲハ・・・ミカン・サンショウ・ユズなどのかんきつ類。
キアゲハ・・・ニンジンやパセリなどのセリ類
幼虫
一番最初は3種類とも同じだが、白黒期の最後のほうになるとキアゲハはオレンジ色の点が見えるようになってくる。終齢の時は、ナミアゲハとクロアゲハはよく似ているが微妙に違っていて、クロアゲハは非常にでかくなる。キアゲハはクロの縞にオレンジ色の点のついた全く違う模様に。
脱皮したキアゲハの幼虫。黒多めと白のしましまに、オレンジ色の点がある。こんな模様ではかえって目立ってしまうようにも思うが、きっと鳥から見ればパセリやニンジンの中では見分けがつきにくくなっているんだろう。
大きくなったキアゲハとナミアゲハの幼虫。キアゲハは本当はニンジンやパセリを食べるはずなのだが、これはミカンの葉っぱを大量に食べて順調に大きくなっていった。ナミアゲハのほうを見慣れていると、模様の着いた服を着ているような感じがする。
キアゲハ
ナミアゲハ。
クロアゲハの幼虫はナミアゲハとちょっと違うのだが、今のところ良い写真が無い。
無言で突然ブログを凍結し、問い合わせをしても何の音沙汰も無い最低最悪のブログサービスfc2から、今日何と「メールマガジン」が送られてきた。
本当に、とことんカスだ。勝手に凍結するだけにとどまらず、全く利用することのできないサービスについてゴミメールを送りつけてくるなんて、一体どこまで人を馬鹿にしてるんだ。どうせ配信停止を求めても黙殺するんだろうから、素早く迷惑メールに登録しておいた。
こういうゴミクズのようなブログサービスでも、日本ではけっこう人気らしい。まあ確かに「何の前触れも無く突然完全に凍結→今まで書いてきた記事にも完全アクセス不能に」なんてことが起こると思わなければ便利で良いブログサービスに見えるしな。実際自分もこういうことになるまではけっこう気に入って使ってしまっていたわけだし。
fc2を使っておられる方々へ
どのブログサービスを使うかは個々人の自由ですが、fc2を今後も使おうという場合は必ずバックアップを取るようにしましょう。数多くあるブログサービスの中でも、「突如凍結→そのまま何の連絡も無く消滅」というリスクが際立って高いので。
こちらは、羽化してしばらく経ち羽が大体伸びたキアゲハの成虫。胴体にためてある水を使ってすぐに羽を広げる。そのときに余った水を出すので、室内で飼っていて羽化の瞬間を見ようという場合は、家具や服が汚れないよう注意。
羽が完全に広がってもすぐ飛んでいくわけではなく、けっこう長いこと木にとまって羽をゆっくりと羽ばたかせている。そっとしておけば半日くらいいるが、つついたりすると早く飛んでいってしまう。
飛ぶにも若干の練習が必要だ。高速で羽ばたけるまでになったが、何が足りないのかうまく飛ぶことができない。外に旅立っていく直前の光景。
去年の秋に羽化したものだが、これが今までの中で一番良く撮れている写真だと思う。ピントがほぼ完全に合っているし、とまっているところの花の色も美しい。
外に出てしまったらもう手の出しようが無いし、出すべきでもないだろう。数日前に飛び立ったものと思われるナミアゲハがカマキリの餌食になって、片方の羽だけになっていたのを見たときは若干沈痛な気分になったが、それも仕方の無いことだ。
幼虫の時はエサの補給にケージの掃除にいろいろ世話が大変だが、サナギになってしまえば基本的にはそっとしておけばいい。ただし、なった日を記録しておいて羽化予定日前後になったらまめに様子を見るようにするといい。サナギから羽化するまでは時期によって差があるが、概ね2週間くらいか。暑いほど短くなり、晩秋のは越冬して春に羽化する。
羽化直前のサナギ。茶色や緑色で不透明だったのが、透けてきて中の羽の色や目の形が見えるようになってくる。
羽化はだいたい朝早くから午前中。さなぎの一番上が割れて、しわくちゃの羽のアゲハチョウが出てくる。
段ボールにサナギになったのの羽化。段ボールはちょっとつかみにくそうだ。
同じくナミアゲハの羽化。木にサナギになったのが落ちてしまったので、厚紙で筒を作ってその中に入れてある。
サナギになろうとしているときやサナギになった後で落ちてしまっても、すぐに何かしら筒を作って頭を上にして入れておけばたいていは無事アゲハになれるようだ。ただ、あまり気づくのが遅いとちゃんとした蝶になれないことがあるので、サナギは一日に一回はちぇっくしたほうがいい。
落ちたのに気づくのが遅れたアゲハ。事故の時に水分が抜けてしまったのか、結局羽を広げることができなかった。蜂蜜を水で溶いたものを与えてもなかなかうまく吸えず、数日で息を引き取った。かわいそうなことをした。
昨日やったのは、関東地方で行われた中学生対象模試の試験監督。
試験はおおむね毎月初めに一回で、その週の月曜日に一般の募集が始まる。一度アルバイトをするとスタッフ登録ができて、以後は先行してネットで応募できるようになる。普通に電話で応募すると、応募開始とともに電話がつながりにくくなり、10分くらいかけ続けてようやくつながったと思ったら、もう無くなってるか片道1時間以上かかるとこしかないなんてことも。集合時間が7時10分と相当早いので遠方だとけっこうつらい。ただ、一回やって登録してしまえばあとは近いとこでほぼ申し込めるようになる。
朝は早いものの、仕事の内容は特に変わったことをするでもない。
1.朝はミーティングのあとで担当教室の準備と外の看板などのセッティング
2.生徒が来る時間帯になったら、駅から会場までの要所に立って誘導。何しろ受験者の数が多いのでこれはけっこう疲れることもある。
3.生徒がだいたい会場に入ったら、外の配置から戻り担当教室に向かう。
4.試験開始後は、問題配布→監視→前の時間の答案を本部に運び次の時間の答案を受け取る→監視→答案の回収と整理→休み時間の監視→次の時間の問題配布・・・・の繰り返し。カンニング防止とかで、試験時間中は座ったりもたれたりすること無く常に立ち続けていることが要求される。朝も早いし昼食休憩は13時過ぎくらいなので、前日にちゃんと寝て朝ごはんも食べておかないと最後のほうで倒れるかも。
5.全部終わったら答案を本部に渡したあと、帰りの配置に付く。朝と違って全員がいっぺんに帰るのでさばくのは一苦労だ。学校周辺は交通量がかなり多いところもあるので、交通整理は責任がまずまず重い。
6.全て帰ったら昼食と休憩。みんな食べ終わってしばらく経ったくらいを見計らって使用した場所の清掃を行い、反省会をやれば日当をもらって解散となる。
マニュアルがあるので、それを見てやれば特に問題の無い仕事なのでは無いかと思う。放送で開始・終了を管理する会場の場合、たまに音が入らないことがあるので、一応自分の時計も見ておいたほうが良い。
自分の今回の役目は「ドタキャン要員」なるものだった。どこかの会場で直前キャンセルが出た際に派遣されるということらしい。そして、案の定というかドタキャンが出たほかの会場へ。走って移動した後休むまもなくたちっぱなしの監督に入ったのでかなり疲れたが、交通費が出て時給も1000円増しなので悪くない。
時間
0710~1510 たいてい1430くらいには終わる
日給
10000円 昼食付き
今日行ったのは東京都美術館での公募展の準備で、作品を陳列する作業。陳列といって何をやるかというと、
1.トラックで運び込まれた作品はすでに展示する階の倉庫に運び込まれている。作品の裏には陳列する場所を示す番号が貼られているので、主催者の指図に従って展示する場所の辺りに置き梱包をとる。この作業が疲れるかは絵の大きさと額縁の重さに大きく左右される。このアルバイトで片手で扱えるような絵がメインなことはほとんど無い。大体は両手じゃないともてないような絵で、額縁が相当重いものも少なくない。
2.美術館の壁と絵の額に金具を付けて陳列するので、手分けをして双方の取り付け作業を行う。額の木枠にネジを付け、壁には絵の下を支える金具を取り付ける。一度教えてもらえば難しいことは全く無い。こちらは力仕事ではない。
3.金具取り付けが全て終わったら、絵を順次陳列していく。陳列の主要な作業は社員がやるので、アルバイトがやるのは高所用の台を移動させたり、絵を支えたり、道具を渡したりといった補助的な作業が中心になる。
4.撤収作業。部屋には金具とか梱包のゴミがけっこう散らばっているので、それらを全て撤去する。主催者側の了解が出たら金具、脚立、作業台などを全て持って帰る。混在している金具や道具を整理し、倉庫にしまったら終了となる。
拘束時間
0900~1700ということになっているが、終り次第解散で時間いっぱいかかることはほぼ無い。今日は3時半頃に解散した。
日給
7500円。終わる時間に関わらず定額。
その他
昼食は無いが、運がよければ展覧会関係者の人が菓子をくれる。自分はいつも弁当だが、上野公園内の美術館なので昼食をとる場所に苦労することは無いものと思われる。今日は何かのイベントで野外コンサートをやってた。
棚を選択したのも無事サナギに。こっちは白い柱に留まったが緑色になった。
蛹化専用ケースでもケースの壁になってしまうとちょっと困るので、枯れ枝の他に壁には段ボールを立てかけておく。段ボールを選んでサナギになると「着段」で、枯れ枝を選べば「着木」と呼んでいる。「着段」したやつの周りに白い画用紙を貼って、何色のサナギになるか実験してみたが、結局茶色になったらしい。
終齢幼虫がサナギになる時期になると、じっと動かなくなりエサも全く食べなくなる。ただ成長中に休んでいるだけなのかどうかは微妙だが、すぐ下ににフンが堆積するくらい動かないでいると、もう蛹化準備に間違いない。食べないのに出すので、急激に大きくなったのがこの時期にけっこう縮む。キアゲハは特に元が大きいのではっきりとわかる。
一日かそこらじっとして、水っぽい下痢便を出すといよいよ蛹化が始まる。この下痢便は、体内の余分な水分と共に、幼虫の時の消化器官もまとめて出してしまっているのだそうだ。確かに、チョウになってしまえば蜜しか吸わないから葉っぱを消化する器官は必要なくなる。
下痢便をした後はサナギになる場所を求めて猛烈に動き回る。室内で飼うのであればこのときちゃんとケージを密閉しておかないと、行方不明になったりとんでもないところでサナギになったりする。
じゅうたんの上を高速で這い回る。
飼育ケースを脱走して、電話機近くの棚を選択した「しみちゃん」。
何とか枯れ枝に留まって頂いた。食欲旺盛な幼虫達と一緒のところだと邪魔されかねないので、うちでは下痢便を発見した時点で蛹化専用ケージに移すことにしている。
体を寄せ合ってカップルであるかのようだ
やっぱろツマヨウジが大好きなイモムシたち。つまようじのほかに、ケースの外の壁についていたり、葉っぱをさしてある台の影にいたりとそれぞれ好みが違う。一日に何度もケースの中を見て、そのたびに「○匹いない」と大騒ぎになる。それで実際に外にまで行ったのは今シーズンでまだ2回しかないのだが。