今日行ったのは東京都美術館での公募展の準備で、作品を陳列する作業。陳列といって何をやるかというと、
1.トラックで運び込まれた作品はすでに展示する階の倉庫に運び込まれている。作品の裏には陳列する場所を示す番号が貼られているので、主催者の指図に従って展示する場所の辺りに置き梱包をとる。この作業が疲れるかは絵の大きさと額縁の重さに大きく左右される。このアルバイトで片手で扱えるような絵がメインなことはほとんど無い。大体は両手じゃないともてないような絵で、額縁が相当重いものも少なくない。
2.美術館の壁と絵の額に金具を付けて陳列するので、手分けをして双方の取り付け作業を行う。額の木枠にネジを付け、壁には絵の下を支える金具を取り付ける。一度教えてもらえば難しいことは全く無い。こちらは力仕事ではない。
3.金具取り付けが全て終わったら、絵を順次陳列していく。陳列の主要な作業は社員がやるので、アルバイトがやるのは高所用の台を移動させたり、絵を支えたり、道具を渡したりといった補助的な作業が中心になる。
4.撤収作業。部屋には金具とか梱包のゴミがけっこう散らばっているので、それらを全て撤去する。主催者側の了解が出たら金具、脚立、作業台などを全て持って帰る。混在している金具や道具を整理し、倉庫にしまったら終了となる。
拘束時間
0900~1700ということになっているが、終り次第解散で時間いっぱいかかることはほぼ無い。今日は3時半頃に解散した。
日給
7500円。終わる時間に関わらず定額。
その他
昼食は無いが、運がよければ展覧会関係者の人が菓子をくれる。自分はいつも弁当だが、上野公園内の美術館なので昼食をとる場所に苦労することは無いものと思われる。今日は何かのイベントで野外コンサートをやってた。
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