2008年11月25日火曜日

短期アルバイト 2006.6ごろ~2007.5ごろまで 山パン武蔵野工場(夜勤)

 今回紹介する短期アルバイトは、最近やったものではなくて大学に入ったころから1年強やってた思い出話。家庭教師や塾の講師は時給が高いものの長期間固定的に拘束されるのでやる気がしなかった。何か短期のいいバイトは無いかと思っていたところ、自転車で行けるところにある山崎製パン武蔵野工場のアルバイト募集があったのでやってみることにした。

 求人は新聞のチラシでたまに入ってくるが、ある特定の日に働くのを募集というのではなく登録制なので、基本的に思い立ったときに直接電話しても問題はないはず。最初に履歴書を持って一度工場に行き、業務の簡単な説明を受けると、登録が完了して以後電話で予約ができるようになる。予約は一週間前から可能で、先着順に定員に達し次第締め切りになる。すぐに埋まってしまうということも無いが、確実に入りたいなら一週間前から予約しといたほうがよさそうだ。

 山パンの工場はパンの種類によって部署が分かれているが、どこに配属されるかは電話で予約をしたときではなく、当日工場に行った時に決まる。基本は事務の人が適当に配置していくが、初めての人はやさしめのところだったり、ベテランの人はいつもやってる慣れた部署だったり、ということはあるようだ。

 部署がたくさんあると言ったが、仕事の内容はどこでも大差ない。ほぼ全てがパンを作る作業のベルトコンベアーの一部分を担当するライン作業。チャップリンのモダンタイムズをイメージしてもらうと分かりやすい。全てを経験したわけではないが、やったことのあるものをいくつか挙げてみる。


・菓子パン
ここに行かされることが一番多かった。真ん中にあんことかが入ってる、いわゆる菓子パン全般の製造を担当する部署。

・ベルトコンベアーを流れてくるホットドッグの生地にソーセージをひたすら乗せつづける。コロッケパン?の生地にひたすらコロッケを載せ続けるという場合も

・機械が成形したコッペパンを皿の上に吐き出して、その皿がベルトコンベアーを流れて釜に行く。その皿に乗った生地をひたすらチェックして、ずれていたら直して形のおかしなものをはねる

・ピザパンの上にみじん切りの冷凍たまねぎをひたすら散らし続ける。

・ベルトコンベアーから出てくる生地にソーセージを載せて、生地ののった皿をラックに移す。

・袋詰めまで完了した製品がコンベアーの上を流れていくので、手で軽く押して袋に穴が開いてないかひたすらチェックし続ける。

・欠品が出ると困るので、どの製品も必ず少し多めに作っている。その余った完成品を、ひたすら袋を破いて中身とビニールに分別して捨てていく。

他に行ったことのある部署としては、

・ドーナツ課・・・カレーパン、ドーナツなど油で揚げる工程のあるパン全般

・和菓子課・・・その名のとおり和菓子類の製造を担当。一課、二課があった気がするが忘れた

・シュークリーム課・・・生クリーム類を扱う工程のあるもの。シュークリームやスイスロールなど

・製管・・・出来上がって包装まで完了した製品を出荷先ごとに配分する。これだけ他と少し違う

など。課はいろいろあるけど、やることはどこも上記の菓子パン課とほぼ一緒。

 時間は1800~0500で休憩1時間の実働10時間、給料は深夜・残業手当など込みで1勤務11400円。時給1140円だから、完全に金のためと割り切ってやるのであればそこまで悪くは無い。休憩する食堂に賞味期限近しのパンが置いてあって無料で食えるのがかすかに嬉しい。ここでランチパックをほぼコンプリートすることができた