2008年11月13日木曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 深夜の内務2 機械区分機のお世話

区分機のお世話
VCS作業に続いてよくやったのが、年賀状区分機のお世話の仕事。年賀状区分機がどんなものかというのは、下のリンク先の写真を参照。
東芝>>東芝レビュー1月号 1997 VOL.52 NO.1>>新型区分機

 一番手前の投入口に年賀状を入れると、機械が郵便番号かVCSで打ち込んだバーコードを読み取って、地域別に奥にずらっと並んだ棚に高速で区分していく。近隣で量が多いものは地域の区分が細かくて棚も複数確保されているが、遠くになるにつれてだんだん大雑把になっていく。区分された年賀状は、その局で配達する分(自配というらしい)に関してはさらに細かく機械区分をして配達する順番へと整列する。それ以外のものについては、各地の中央郵便局に送ってそこでまた区分される。「読み取り不能」の棚に入ったものはVCS作業へまわされることになる。

 世話というのは何をやるのかといえば、この機械に間断なく年賀状をくべていく作業。それに加えて、区分された郵便物が入った棚がいっぱいになるとブザーとランプで教えてくれるので、それを抜き取って箱に収納していく。

 この作業は初期はいっぱいになる棚もそれほど無いので楽だが、時間が進むにつれてだんだん忙しくなっていく。近隣の地区の棚はすぐに一杯になるし、それほど量が無い遠方の地区の棚も同時に一杯になったりするので、年賀状をくべる作業の合間をぬって、ブザーが鳴り響く中を走り回らなければならない。二人いれば割と余裕があるが、一人だとかなり疲労困憊してしまう。深夜内務の中では一番体力を使う作業といえる。