2008年11月16日日曜日

短期アルバイト 2008.11.16 英検の二次試験の監督員

 これって一応試験監督のカテゴリーで募集がかかってたが、「試験監督」かどうかは微妙。どっちかというと「試験係員」と言ったほうが正確かな。

 英検の二次試験を受けたことがない人や高校の時に受けたなりで忘れてしまった人のために、まずどんなものなのかの説明。

 英検は一次試験がマークシートと作文の筆記とリスニング試験で、それに合格すると二次試験になる。二次試験は一対一の面接で、短い絵と文章の書かれたカードをネタに英語で会話らしきものをする。書いてある文章を最初に音読した後、ストーリーの内容やそれに関する話題についての質問に答えるというのが基本パターン。級が上がるにつれてカードの文章や質問の中身が高度になっていくわけだ。試験官はたいてい中高の英語の先生が勤めることが多いようだ。「実用英語技能検定」と謳っているのだから、そのへんをもう少し改善したらいいのにと思うのだが・・・

 試験の内容はそんなんで、試験の流れとしては以下のような感じ。同じ級であっても、午前・午後ごとに受験者をA、B、Cのグループに分け、集合時間をずらして設定しておく。例えば、Aグループは9時集合で9時30分に試験開始、Bグループは9時30分に集合で10時に試験開始、Cグループは10時に集合で10時半に試験開始というように。A、B、Cの各グループはそれぞれ使う問題が違う。

 受付を済ませた受験者は、一旦「控室」にプールされる。そして、Aグループの受験者が全員集まると、先に来た人から順次荷物をまとめて控え室を出て面接室へと向かう。面接試験は大体一人5分~10分くらい。面接が終わった受験者は控え室にもどらせずに、そのまま退出させる。Aの集合時間の人が全員終わったら問題を変えて、今度はBグループの試験を始める。こういう方式で問題の情報が漏れるのを防ごうというわけだ。以上の説明で分かったでしょうか?

 アルバイトがやる仕事は

・受付・・・名前のまま。受験票を見て名簿にチェックを入れ、携帯電話を入れる袋を渡して中に入ってもらう

・控え室での受験者の整理・・・受付を済ませて部屋にやってきた受験者を、後の誘導がやりやすいような順番に座らせる。級ごとに控え室が違っているのだが、部屋を間違える人が割といるので要注意。

誘導・・・控え室から面接を行う部屋へ受験者を連れて行く。何度も控え室と試験室を往復しないといけないので、階段があると特に疲れる。冬は寒くて夏は暑いし

試験室担当・・・誘導がつれてきた受験者の名前を名簿に控え、試験室に入ってもらう。座りっぱなしの仕事なので疲れることは無いが、廊下なので真夏や真冬はつらい

今回やったのは控え室の担当だった。繰り返し確認をして受験級の間違いが無いようにということだけを気をつければ、後は単純で楽な仕事だ。

余談 英検は昼食が支給されるのだが、余りが発生する確率とそれをもらえる確率が各種バイトの中でもっとも高い。

時間 0800~1700

給料 8000円

その他待遇 昼食が出る。今日は菓子とジュースも出たが、これは特殊なケース。