2008年11月13日木曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 深夜の内務1 VCS作業など

 申し込む前は、深夜のゆうメイトというと一体何をやるのか若干不安だった。しかし、年末年始の2週間かそこら限定で、訓練もなしにやるわけだからそれほど困難な仕事は無い。完全な単純作業というわけでもないが、普通にやれば誰にでもできる仕事ばかりだ。

VCS

 勤務初日の最初にやらされたのがVCSという作業。video coding systemの略らしい。集まってきた年賀状はまず機械で郵便番号を読み取るのだが、その数字が読めなかったり書いてなかったりするのははじかれてくる。その機械がはじいた年賀状をスキャンしてモニターに写し、人が見て番号を入力していく。入力した郵便番号の情報は、ハガキの表に肉眼では見えないが機械は読めるバーコードとして入力されるらしい。

これがその「見えないバーコード」。「時代を見据え・・・」という文字の上に無色で印刷されているが、光を当てると分かる。大量に送られるダイレクトメールなんかは最初からこれを付けておいて、割引してもらっているみたいだ。

郵便番号のコーディングが終わったら、同様のことを住所についても行う。住所は直接文字を入力するのではなくて、予め設定されている番号を入力する形になる。両方終わったハガキは再び機械区分機にまわされるという流れ。

 これはずっと椅子に座ってモニターを見ながらキーボードで数字を打ち込むという、典型的なデスクワーク。ずっとやってると目が痛くなってくるし、手首が絶妙な感じになってくるし、眠くなってくるし・・・。画面に写される郵便番号や住所を呼んでキーで入力するだけで難しい仕事ではないが、集中力を持続させるのが大変だ。なれないうちはハガキ一枚ごとに住所を読んで、対応する番号を一覧表から探して、ということをやるが、慣れるにつれて半ば反射的にできるようになってしまうので、眠気をこらえるの困難になる。