2009年1月18日日曜日

中日新聞(東京新聞)のサンデー版

 他の新聞のことはあまり知らないが、中日新聞(と、名前で発行している東京新聞、日刊県民福井など)には日曜日にサンデー版という別刷りの8面のものがついている。外側の見開き一枚が「大図解」であるテーマを図入りのカラーで解説し、内側はクロスワードや数独などのパズル、「元気くん」という漫画(主人公の鼻の形状からうちでは「ブタくん」と呼んでいたが・・・)、コラムや料理・地方の特集記事などだった。内側の連載に変化はあっても外側見開きの「大図解」は不変だったが、新年からそれが大きく変わった。

【中日新聞からのお知らせ】 新年からサンデー版 変わります

 金曜日のテレビ番組表と統合され、「大図解」は番組表に囲まれて縮小されてしまった。さらに、数十年続いていた「元気くん」も含め連載のほとんどが打ち切りになった。

 「元気くん」は回顧主義と若者否定の老人魂の塊みたいなものだったから終了しても全く惜しくないが、毎週けっこう楽しみだった「おじさん図鑑」と「おばさん図鑑」が終わってしまったのはけっこうショッキングだった。「歌選」に「俳壇」は残留で、「酒の肴」が新たにスタート。まあ本当につまらないものばっかりになっちゃって・・・

 メインのはずの大図解も、NHKBSとWOWOWの番組表に囲まれて真ん中に移行し、小さく見づらいものになってしまった。こんなchangeを一体誰が喜ぶのかしらんと思って今日のものを眺めていたら、8面が3週連続で全面広告になっているのに気づいた。そういうことですか。ま、経営が苦しいのはどこの新聞社も一緒ですな。紙面の魅力を大幅に低下させてでも広告をとりにいくという姿勢は感心する。