しかし、秋に無事に柿の実を手に入れるには困難な敵・イラガを退治しなければならない。
葉っぱに大量に付いたイラガの幼虫。葉を食い荒らすし、実をぼたぼた落とすし、触ると激痛とともに大きく腫れるし、とにかく百害あって一利なしの害虫だ。
蚊取り線香の火を押し付けて全滅させた。
ここまで大きくなってしまうとかなりしぶといし、すでに柿の木にダメージを与えているので、早めに退治することが重要だ。スミチオンを散布した年は3桁取れたのが、特に処置しなかった年はわずか5、6個になってしまったから・・
今年はゴールデンウィークにそれ用の殺虫剤スミチオンを木全体にしっかり霧吹きでスプレーしておいた。その後かなりの幼虫が葉の上で死亡していたそうだが、しぶとい奴らだからまだ安心はできない。キンチョール等のピレスロイド系殺虫剤も有効らしいから、それも組み合わせて全滅させる日まで駆除の努力を重ねていかなければ
「完全無農薬の自然な栽培法」とか言うのが最近の流行だが、そんなこと全ての畑でやってたら餓死者が続出してえらいことになるぞ。第一、特定の種類の植物のみが大繁栄して大量の実を付けてるって言うのがすでに「自然」とはかけ離れた状態だろう
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