2009年6月19日金曜日

アゲハチョウのなぞ 幼虫と成虫

実家の庭にやけにでかいカエルがいたそうだ。イモムシを食べて膨らんでる?まあそんなことは無いと思うけど。


イモムシの天敵といえば、ハチ・カマキリ・カエル・各種の鳥等になる。それに対する防御としては、臭角がある。

 しかし、これって一体どれほどの効果があるものなのか。確かに角を出せばびっくりさせられるかもしれないしけど、カエルとか鳥だったらそんなの出すまもなく飲み込まれるんでは?臭いにしたって確かにくさいけど、そこまでというほどでも無いし。もしかして、カエルや鳥にはとりわけ嫌な成分が含まれてるのだろうか。動きが鈍い上に体格(?)でも不利なんだから、おとなしく葉っぱに溶け込んで擬態しておくのが一番だと思うけどな。すばしっこいカエルだって写真のように背景に同化してるし。

 もう一つ不思議なのが、幼虫の時は前身緑で擬態してるのに、羽化して蝶になったとたん鮮やかな黄色系の翅になること。ヒマワリ畑ならともかく、花は黄色とは限らないんだし目立ってしょうがないと思うのだが。フェロモンで同種のメスを探し当てて交尾するんだったら、全身緑のほうが良いんじゃあないだろうか。見た目美しいから人間にとっては歓迎だけど、どういうわけであんな色になったのか。

 虫にはまだまだ分からないことが多い。夏休みに図書館でじっくり調べてみるか