2008年12月30日火曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 失敗の傾向と対策(2)

 続いて内務の失敗と対策、及びまとめ的なもの

・区分のミス

 深夜の内務はほとんどが機械相手なので失敗という失敗は無いのだが、昼間の内務は手区分中心なのでこれがけっこうあるかもしれない。ある程度区分された賀状を個別の家ごとに区分する時に間違った場所に入れてしまうというのは普通にありそうな話だ。

 しかし、それが最終的に配達されるまではまず局員がそろえて配達カバンに詰める際に一回、さらにゆうメイトが配る際に一回チェックが入るので、ミスがそのまま誤配に直結することはまず無い。実際外務をやってたときにも郵便物の順番が狂ってたことは一度も無かった。多分多少のミスは局員の人が発見して修正しているのだろう。あまり多い場合は局員から注意が行くのかもしれないが、それもそんな厳しいものではないと思われる。

 内務にせよ外務にせよ、「速さや効率よりも正確さ」が基本だと思う。無理なノルマを課されて追い立てられることはまず無いので、一番最初の数日はできなかったとして、もすぐに楽にこなせるようになる。その一番最初のできないときに、ごまかしてできるように装ったりすると、かなり好ましくないことになりかねない。できる奴と思われて配達区域が増えたりしたら、それこそ「配りきれなくなって橋の下に埋める」なんてことになるかも。そうなったらいくら優しい郵便局といえどもただでは済まない。誰でもすぐに覚えられる仕事なので、あせらずに着実にと言うことでしょうか。

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 失敗の傾向と対策?

 初めてバイトをやる場合、どのような失敗をしやすくてした場合どういう結果になるかというのは、けっこう気になることなのかもしれない。ゆうメイトは失敗をしにくくてした時の結果もゆるいほうだとは思うが、それでも全く無いというわけにはいかない。内務と外務に分けて、よくありそうな失敗と予想される、もしくは実際の結果を。

まずは外務

・誤配

 外務で一番あるミスと言ったらこれだろう。薄いハガキが続いてるとよく二軒分いっぺんに入れてしまいそうになる。入れてしまった後で出せる構造のポストならまだ対処のしようがあるが、玄関の穴から入れる形のポストであればどうしょうもない。そ知らぬ顔で次の家に向かうか、それとも家の人に事情を話して取り戻すか・・・。後者を選ぶべきなのは分かりきっているが、なかなか勇気の要ることだ。

 外務で誤配があったというのは局員の人から何度か言われたが、「次から気をつけてね」くらいで起こられるという感じでは全く無かった。局員は誤配クレームを集計してるようだが、短期ゆうメイトであれば、故意にやるとか、異常に多く異常に遅くまであるとかでなければ何もペナルティなどは無いはず。一番最初に誤配などにうるさい家や同じ苗字連発の地区など要注意エリアを教えてくれるので、そこを特に注意しつつやるべきでしょう。

・転ぶ、落とす、失くす、濡らす、汚すなどなど

 年末年始は風が強い日が多いし、雨や雪の日もあったりする。次に配る家のハガキを手に持ってたら風に飛ばされてしまったり、雨の日に「水濡れ厳禁」を落としてぬらしてしまったり・・・。

 これはもう、あて先がどういう人かと手紙の内容によって失敗の結果は全く違う。うるさい家に来てる手書きの手紙を濡らして汚したりすると、そうとうやばいかもしれん。逆におおらかな家に来てる「年末大特売会のお知らせ」や「請求書在中」を濡らしたとしても、もしかしたらあまり怒られずに済むかもしれない。どんな手紙も細心の注意を払って出された時と同じ状態で配達するのは当然だが、全てに全身全霊を注いでいては参ってしまうので、ある程度のメリハリをつけて。手書きのものや壊れ物、カレンダーなどに特に注意を払って、請求書やダイレクトメールの類は若干落とし気味で。やってるうちに、郵便物も自転車の速度も落とさずに済む最適な持ち方と量が分かってくる。

2008年12月28日日曜日

のりたまごふりかけ


広島旅行で行った”献血ルーム「もみじ」”でもらったふりかけ。確か洗剤・石鹸とふりかけのどれかの選択式だった。このふりかけを作ってる会社が広島県に本社があるということで景品になったのだろうか。

その献血ルームでもらったのがマスコットキャラクター「ちーぴっと」入りのポケットティッシュ。ちょっとかわいいかもしれん。

拡大版。「けんけつちゃん」よりこっちのほうが良いんでは?

ニベアクリーム


ポイントがいくらかたまってもらった、特製の箱入りのニベアクリーム。けっこう高いかと思ったら、実はスギ薬局で180円で売ってた。でも、冬は毎年ひどいあかぎれに悩まされているので安物でも助かった。

喜多方ラーメン まるや

ポイントカードの満了でもらったものだった気がする。半生の麺と液体スープのセットが2人前。普段買うラーメンといったら最安のトップバリュラーメンばかりなので、いい機会になった。味は、正直トップバリュとそこまで変わらんかった気がする。割増料金を払ってまで食うものではないな。

バブ×2


バブを2個、専用の箱入りでもらった。東京の献血ルームでポイントをためてもらった。ポイントの粗品の中では一番安い。東京の家はシャワーしかないので実家に持って帰って使った。

小タオル


これも東京でもらった。献血の公式キャラクターフェイスタオルよりも一回り小さくて安っぽい感じがする。

折りたたみ袋

今までもらった記念品の中で最も活躍してるのがこの折りたたみ可能な袋。上においてあるのは、大きさの比較用の新書。ぼけててみにくいが、新書の下にポケットがある。本体を折りたたんでこの袋に入れると・・・


このくらいの大きさになって持ち運びが便利に。学校の帰りにスーパーに買い物に行くときに、これは本当に便利。教科書とかを入れるかばんに食料を一緒に入れると汚れてしまうので別の食料専用の袋が欲しいのだが、あまりごてごてしたものを持っていくと邪魔になって困る。使ってないときはコンパクトに折りたたんでおける袋というのは実に重宝する。

歯磨き粉


実用的な記念品またしても。東京の献血ルームでポイントをためたか何かしてもらった。今度は外箱も中のケースも献血専用の仕様になってる。これもあって困ることは無いが、洗剤より減り方がゆるやかなのでたまると困る。

泥炭石の石鹸


名古屋の献血ルームにて、またも実用的な記念品。美肌に特に関心は無いが、石鹸をもらって困ると言うこともない。これが店で売られてるのを見たことが無いが、値段で言うとアタックやトップと同じくらいなんだろうか。

トップ


愛知でも洗剤をもらえる。東京のは特製の外箱に入っていたが、こちらは市販のものにシールを貼ったもの。名古屋では、衣料品用洗剤・食器用洗剤・石鹸の3つから選べるようになっている。ボールペンばかり蓄積されてしまう東京より親切だ。この辺はたまっても全然問題ないし。

アタック!


ポイントがたまって東京でもらった。実用的な記念品の代表格。これならほとんど全ての家で使えるだろう。腐るものでもないし、いくらあっても困ることは無い。外箱は献血用の特製。

携帯ホルダー


通常の記念品ではなくて、献血ルーム移転記念か何かの限定記念品だった。2本の腕が動くようになってて、「ケータイや缶などのホルダーに使えて便利」だそうだ。家に来て一ヶ月経過して以降は机の隅っこでほこりをかぶってる。実用的で役立つものが多い中で、役立たずだった数少ない記念品の一つ。

ペン類


一番たくさんもらうのが各種のペン。左からボールペン、ネームペン?(水性の細いやつ)、ペンと蛍光ペンが両端にあるもの。献血でもらう各種の粗品には「ナースキティ」が入ってることがけっこうある。そういうのが好きな人には楽しみかもしれないが、男の大学生がこういうのばっかり使ってるとちょっと恥ずかしいかも。

シャープペンシル


愛知の金山駅前にある献血ルームでもらった。最高級でも最下級でもない一般的なシャーペン。

ポイントカード2

普通のポイントカードのほかに、このカードを持参して指定の条件を満たすと記念品がもらえるというのもある。これは、「平日の午前中または木曜日にこのカードを提示すると粗品」。毎回もらえるわけではないがけっこうくれる。

「このカードを持参して成分献血すると粗品進呈」。

条件を満たせない献血を繰り返すと同じカードがどんどんたまっていく。

ポイントカード 


献血に行くと、記念品だけでなくポイントカードももらえる。このポイントがたまると、日々もらえるものよりもちょっと豪華な記念品が。これは東京のもの。他は愛知県しか行ってないから知らないが、多分都道府県ごとにあるんだろう。

ちょっと見にくいけど、上の部分の拡大。成分か全血か、平日か休日か、午前か午後かなどで事細かにポイントが分かれている。

こちらは愛知県のポイントカード。白抜きのところには献血番号と名前。基本は東京と同じ。

「豪華な記念品をゲットしよう!」まだもらってないが一体何をくれるんだろうか。

献血カード


 最初に献血に行くとまず本人確認をしてこの献血カードを作ることになる。この本人確認は相当ゆるいもので、写真も住所も書いてなくていいし、公的でないものでも全く問題ない。2年位前まで紙の手帳に手書きだったが、カードに変わった。

 自分が最初に行ったときは受験で東京に行ったついでに駅でやったが、宛名が自分の郵便物で作れた。その後暗証番号を忘れて再設定したときは名前しか書いてないゲオのポイントカードでOKだった。ハードルを少しでも低くしようというのは分かるが、血をもらう人の命がかかってるのにそんなでいいのかとも思ってしまう。

裏面。直前3回の献血と次に行ける日が分かって便利だ。ただ、手帳の時にはあった血圧の表示欄が無くなった。血圧を気にするような年じゃないからいいけど

献血記念品シリーズ

 若い人々の献血がどんどん減ってるらしい。無料で血液検査してもらって、少なからず社会貢献できて、菓子とドリンクがフリーで、記念品までもらえれば言うことないと思うんだが。最初がちょっと痛いけど後は寝てるだけだし。昔のように金券をあげることにすればこんな時代だからまた増えるのかもしれないが、金目当てに危険な血が集まってきてもダメだし、難しいところだ。自分が行ってるときはけっこう混みあってるような印象なんだが。

 自転車でいけるところに献血センターがあって、予定が無ければ2週に一回成分献血に行ってるヘビーユーザーとして、行く人が少しでも増えればということもあって、もらってきた記念品の数々を紹介してこうと思う。自宅の高校生はともかく、一人暮らしならけっこう役に立つアイテムが多い。

ロシアのミサイル基地の廃墟


 

 破壊されることなく放棄され、放棄された後も荒らされることなくそのまま朽ち果てている珍しい廃墟ということのようだ。ロシア廃墟ツアーなんてのを開催したら、不況の中でもけっこう客が集まったりして。

 引用元は

English Russia >>Abandoned Missile Launch Site

google概論 失敗や弱点も含めて




 2008年9月に日米同時出版。分厚くて内容の濃い本だったが、広島旅行の往復で一通り読めた。世にあまたあるgoogle本の中では、最も新しくて良質な本なのではないだろうか。

 日本のグーグル本を読んでると「全知全能の天才集団がmicrosoftもyahoo!もなぎ倒して世界制覇に向けて邁進している」ような印象を受けてしまうが、あまり注目されないところで失敗をけっこうしている。動画検索ではgoogle videoが大失敗に終り、買収したyoutubeからもいまだに利益を生み出せていない。また、有料で専門化が質問に答える「Google Answers」はユーザー同士が質問・回答をしあう「yahoo answers」(日本の知恵袋)に敗れ去った。現在圧倒的なシェアを誇る検索にしても、wikipedia式に人の手も使った「ソーシャル検索」が脅威となりつつある。アルゴリズムを使って人の手を経ないでやるサービスは得意でも、ユーザーを巻き込んでコミュニティを作るようなサービスは若干苦手なようだ。

 他にも、

・googleは本当にイメージ通り開放的な企業なのか

・googleがfacebookに対し感じている脅威

・サービス群を支える巨大なデータセンターの存在

など、新たな発見や視点を多く得られる本。礼賛でも批判でもない中立的な立場(若干google寄り?)からここまで詳細に書かれた本は貴重なのではないだろうか。設立当初からyahoo!をめぐる騒動までがおさえられているし、大学で「google概論」という科目があるとしたら教科書になりそうな本。自分は図書館で借りたが、買っても2000円の元はとれて余りある本。

 ところで、この本の出版元はNHK出版。NHKは少し前にも「google革命の衝撃」をやってたし、最近は「デジタルネイティブ」というのもやってた。さらにオンデマンドの番組配信も始めたりと、テレビ各局の中ではそういったことに一番積極的みたいだ。責任者の人がそういうのが好きなんだろうか。NHKは民放と違って利益を中心に考えなくてもいいから、やりやすいのかもしれない。公共放送として、遅々として進まない「放送と通信の融合」の旗振り役になって欲しいですな。




2008年12月22日月曜日

日経市場占有率 2009

 毎年最新版が図書館に入るので、あるとつい借りてしまう。



 品目はかなり多いしその変動要因についてもつらつらと書いてあるわけだが、そのシェアの出所がほとんど「日経推定」っていうのが微妙。

 巻頭の「グラフの見方」には

「複数の有力企業などに日本経済新聞社が取材してまとめた場合は「日経推定」とした」

と書いてある。

 この「取材」っていうのは、企業が公表してる有価証券報告書などの各種資料から読み取ったということなのか、それ以外に日経の優秀な記者の方々が経営陣と入魂になって入手した資料ということなのかよく分からない。「アクリル短繊維」でトップシェアになってる三菱レイヨンのアニュアルレポートと有価証券報告書を見てみたが、売上は分かっても生産量は見つけられなかった。

 まあどこかで会社から正式な発表がされてるんだと思うが、ただ「日経推定」だけでなく出所をきちんと明記したほうが良いんではないだろうか。ちゃんとした数字なのに信憑性に疑問をもたれては日経としても損だろうし。

2008年12月19日金曜日

yahoo!ニュースの”この話題に関するブログ”

これって半分以上がスパムブログなんじゃないだろうか。たとえばこういうの。

阪神・今岡、引退覚悟の大幅ダウン悲壮更改って?

阪神・今岡、引退覚悟の大幅ダウン悲壮更改のうわさ

 一応記事の上と下に人が書いたような文章があるにはあるが、ちょっと見てみれば内容が全く無いってことがすぐ分かる。アフィリエイトの収入目当てに機械で生成してるんだろう。そういうブログがかなり存在するってことはちらほら聞いていたが、実際に拝見したのは初めてだ

 yahooがこれを知ってて野放しにしてるのか、それとも何とかしようとは思ってるけど有効な手立てがないのか、もしかして全く知らないの?どれにしても恥ずべきことだ。

 日本で最も利用されてるサイトの一つがゴミクズの跳梁跋扈に力を貸しているとは・・・。自力で掃除ができないんだったらせめてユーザーが「スパムブログの報告」をできるフォームくらい設置しとけばいいのに、一体何を考えてるんだろうか。

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 小さなポスト

 大学に行く途中で、自転車に乗って郵便配達をしてる人を数人見かけた。そろそろ年末年始ゆうメイトが始まってる頃なんだろうか。別の記事で、「ゆうメイトは自転車が無くなって原付に一本化された」と書いたが、全国的に行われているということでは無く、地域によって違うようだ。確かに、自転車と原付の二種用意しておくか原付に一本化してしまうかの選択はなかなか悩ましい。原付で人数が揃えば配達業務が効率化できて内務もはかどるが、自転車しかない高校生が応募を控えて人数が減ってしまっては逆効果だ。

 その外務で配る郵便物は、普通郵便のみになる。長期のゆうメイトだと書留、速達、配達記録なんかも配るみたいだが、短期はただポストに入れるだけのもの限定になる。しかし、ただポストに入れるだけといっても、ポストに入らないような形状のものであれば直接手で渡さなければならない。一応ルールとして、完全にポストに入れることができない場合は手渡しにして、留守であれば持ち帰るということになっているのだ。入らないからといって玄関付近に置いておいて、もし何者かに持ち去られたら重大な責任問題になってしまう。それに、雨やら雪やらでぬれたら困るものがほとんどだろうし。

 この季節の一般郵便でポストに入らないものといえば、一番多いのがカレンダー。でかいのを丸めて郵便にしてあると、幅でも長さでも全くポストに入らないし、一枚の薄い紙だとしても折り曲げ厳禁なので入らないことが多い。その他、季節柄というわけではないが、でかくてポストに入らず数も多いのが例の通信教育大手の教材と勧誘のパンフレット。あれがある日と無い日では、郵便を入れるかばんの数が一つ増えて一時間余分にかかるくらいの差がある。

 直接渡さないといけない郵便物は確かに厄介だが、誰とも会話することなく寒風の中を走り回るよりは、事務的であってもちょこちこと会話があったほうがいいのかもしれない。さすがに御茶や菓子を振舞ってくれるなんてことは一度もなかったけど、「ありがとう」といわれるだけでもそれほど悪くない。

 

2008年12月13日土曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) ゆうメイトが大人気

 なんか、金融危機で失職した人があふれてるとかで、高校生や大学生以外の人のゆうメイト応募が殺到しているらしい。

共同通信

年賀状バイトに応募殺到 雇用悪化で一変、郵便事業会社

 大人気で充足率が20%上昇してもまだ80%にしかならないとは。そんなに人気が無いとは知らなかった。地方なら他と比べても遜色ないはずなんだが。

 にしても、必要な人数の6割にしかならないバイトで年賀状配達をやってたとは驚きだ。去年深夜内務をやってたとき、クリスマスの頃に局員の人がここ「数日ほとんど寝ないで仕事をやってる」と言ってたが、これでは無理もない。

 少し前に、年賀状を出す締め切りの日を明確にしたほうが良いのではないかという記事を書いた。しかし、ここまでひどい状況だと年賀状の継続の是非すら検討すべきなのかもしれない。通常料金と同じなのに配達日指定の厳しい郵便物が、通常の何十倍もの量で一年に一回数週間のうちに集中する、というのは郵便局にとって利益になるものなのかどうか。

 

 売上の増加は、もちろん売れた年賀状の枚数×50円。

 年賀状関連の費用としては

・年賀状のデザインから印刷まで、及び余剰の年賀状の廃棄費用

・広告、記者会見、街頭でのキャンペーンなどに費やされる広告宣伝費

・臨時雇いの人員を確保するのにかかる諸経費。募集広告から面接に当たる局員の人件費、振込み口座の処理など。

・一年に一回使うだけの高性能区分機を維持し、適宜最新のものに更新していくのにかかる費用。

・その他諸経費。年賀状の販売計画、人員の配置計画などに携わる局員の人件費。

郵政のプロでも何でも無いので、大幅な黒字で郵便制度を支える柱になっているのか、それとも大赤字で大いに足を引っ張っているのかは全く分からない。しかし、官営から利益も重視する民営になったんだから、それくらいは計算して公表すべきではなかろうか。今は国が100%保有してるんだから、実質国民全体が株主のようなものだし。

2008年12月11日木曜日

operaの不具合 2点

少し前にoperaでのみbloggerの「作成モード」が使えなくなったという記事を書いた。それは現在復旧しているんだが、新たな問題が二つも発生してしまった。

・google analyticsのレポート表示で、当日のみのデータを見ようとすると不具合が発生してブラウザが終了してしまう。毎回必ず起こるというわけではないのだが、頻度は高め。

・「ニュースフィードを読む」をクリックできない。個別のフィードをクリックして見ることは普通にできるのだが、一つずつ見ていかないといけないというのはかなり不便。

マウスジェスチャが非常に便利で好きなブラウザなんだが、重要な部分にこうも不具合が続けて起こるとちょっと・・・

chromeに早速抜かれてしまったみたいだが、画期的な機能とともにこういう細かい部分の修正も大事なんではないかな

追伸

この記事を書いた直後に何とかならんものかとフィードをもう一回クリックしてみたら、これが普通にクリックできる・・・念のため10回くらいクリックしてみたが、失敗は一度もなし。ブログの記事を察知して慌てて直したんだろうか。

2008年12月9日火曜日

ロシアの鉄塔の廃墟



 Empire State Building(381m)よりわずかに低い程度の高さの鉄塔。雪の日に何の安全対策もせずよく登れるものだ。写真を見てるだけでぞわぞわしてくる。

元の写真は English Russia       Tallest Abandoned Structure   へ。

2008年12月7日日曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 遅配などについて


 年賀状シーズンになると必ずニュースになるのが「遅配」。郵便局もできるだけ1日に配ろうと機械化、ゆうメイト増員など努力をしているが、根絶はおろか減らすこともなかなか難しいようだ。

 しかし、年賀ハガキを見ても「これを12月×日までに投函すれば、1月1日に配達します」などということはどこにも書かれていない。窓口でハガキを買ったときに同封されるカードには一応「25日までにお出しください」と書かれているが、26日以降に出すとどうなるかは不明。民営化した”JP”の年賀状用のページを見ても、何日ごろまでに出して欲しいということすら書いていない。一体どういうシステムになってるんだろうか。

郵便年賀.JP

 

 wikipediaによれば、年賀状は正式には「年賀特別郵便物」という一種の特殊取扱で、2006年を例とすると、12月15日から28日の間に「年賀」と朱書きしたハガキを出せば1日に配達するということのようだ。それ以降に投函されたものについては、1月7日までは消印を省略するものの、元日に必ず届くということにはならない。何日から何日まで受け付けるかはその年によって多少前後するようで、今年は25日までということのようだ。

 郵便局が年賀状の特殊取り扱いの内容に忠実であろうとするなら、15~26の間に出されたものの配達を最優先して、その作業をした上で余裕があれば27日以降に受け付けたものの処理をする、という体制にしても良いわけだ。一通でも多くの年賀状を受け付けて元日に配達したいというのは分からんでもないが、そのために早めに出した人の分まで遅配にしてしまってはどうにもならん。遅く出した人も、特殊取り扱いの内容を知っていればもっと早めに作ってたかもしれないのに。そもそも、今の仕組みでは受け取る側は年賀状がいつごろ投函されたかが分からないから、31日の午後に投函されたものが4日ごろ配達されてきたとしても「遅配」で苦情になってしまう。どうもやり方があまりうまくないようだ。

 それであれば、「25日までに受け付けたものは責任をもって1日のうちに配達し、もし遅れた場合は枚数×50円を返金する。しかし、26日以降のものについては1日に届けるよう努力はするが、遅配があったとしても苦情は一切受け付けず返金もしない」というふうにしたほうがいいのではないだろうか。25日以前かそれより後かを判断するために、年賀状専用に干支風の凝ったデザインの消印も用意して押印する。年賀状の数がさらに減少するかもしれないし、消印を押す手間が増えて作業能率がさらに低下するかもしれない。しかし、処理できる限界を超える量を引き受け、本来は受けなくてもよい苦情を大量に受け取るという現状よりはましになるのでは。

短期アルバイト 2008 12.7 中学生対象の模試の試験監督

 毎月第一日曜日に開催されるこの模試の試験監督にはいけるときは毎回参加している。10月には「ドタキャン要員」となって、当日欠席が出た別の会場に派遣されるという珍しいことを体験した。11月は普通の試験監督をこなして、12月のアルバイトでの役目は試験監督ではなく本部の係員という役回り。経験回数が多い奴にはいろんな仕事をやらせようということなのか、それともただの偶然なのか。

 何をやるかといえば、各教室を周って回収した答案を本部へ運んだり、次の教科の問題を各教室に届けたりといった作業がメイン。この作業は試験監督がちゃんと仕事をしているかどうかの監督も兼ねていて、「試験監督の監督」といったところか。他には回収した答案や受験票の記入漏れチェック、整理作業などを行う。

 試験監督は動かずに立ち続けなので終わった後にかなり疲れが残るが、こちらの本部要因の仕事は立つにしても歩き回るからそれほどでもないし、答案整理の時は座ってやるので疲労回復の時間も適宜できる。難易度はそれほど変わらないから、やるとしたらこっちの方が良い。試験監督でも非常に割りのいい仕事ではあるけど

2008年12月6日土曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 深夜の内務6 年賀状の宛名書きに関して

 今回は、アルバイトの内容についてというよりは、やっていて気づいたことについて。

 内務の仕事をやっていると、手書き、印刷に関わらず機械が読み取れないのが以外と多いことに気づく。数字を入れる赤い四角からずれてると、普通のフォントでも読み取れないことが多いようだ。凝った普通でないフォントの字だと、四角の真ん中でも読み取れないこともある。プリンタで一気に印刷してしまう場合は、数字を一般的なフォントにして、ためし刷りをしてちゃんと位置があっているかを確認してからにしたほうが良いようです。

 あとは、番号の間違いがあるとやはり辛い。一番下の数字を何個か間違えるならせいぜい隣の町に行くくらいでそれほど問題は無いのだが、例えば愛知県半田市の475-****を入力しようと思って575-****と打つと大阪府四条畷市に行ってしまう。差出人の近くの局で区分されていったん半田市へ行き、そこの区分の最終段階で人が住所を見て郵便番号の間違いに気づき、修正をして改めて四条畷へ、そこでまた区分をして再び愛知へ・・・なんてことをやってると、早めに出したつもりが元日に届かないなんてこともありうる。差し出す前に郵便番号と住所は差し出す前にもう一度確認を。パソコンの賀状作成ソフトだと、郵便番号を入力すると住所が打ち出される形なので、この種の間違いはあまり起こらないかもしれない。手書きは要注意。

 手書きの郵便番号の珍しい例では、郵便番号が達筆な漢数字で書いてあるなんてのがあった。郵便局の機械はそこまで高性能では無いので、楷書のアラビヤ数字でお書きになるほうが確実。

 郵便番号を記入すれば県名、市町村名くらいは省略しても分かるはずなのだが、省略をするのは少なからぬリスクがある。同じ町内だし大丈夫だろうと思って番地のみを書いて出して、実は郵便番号を間違えていたらもうお手上げだ。上の例での如く475-****を575-****と間違えたとすると、さすがに大阪の郵便局で愛知県の詳しい住所までは把握しきれない。多分1月の4日あたりに「あて先不明で配達できませんでした」と赤いはんこが押されて戻って来るのでは無いだろうか。外務の配達をやってると、その種の赤いスタンプを押された年賀状が実はけっこう多い。

「あて先不明ではいたつできまでんでした」

なんていうスタンプがちゃんと用意してあるんだから、そういうミスは相当多いのだろう。それでも差出人の住所が書いてあればまだ返送できるので良いが、名前しか書かれていなかったらもうどうしようもない。そういうのもまあまああったが、一体どういう運命をたどるのだろうか。

 住所の上のほうを省略するのに加えて、住所の下のほうを省略してあるのも多い。これも同じ町内だから丁目や番地を書かないのだろうが、郵便局員全員がその市の地名全てを熟知しているわけではない。臨時雇いのゆうメイトならなおさらだ。多分その区域の配達を長年やっている熟練の局員に問い合わせて住所を特定するんだろうが、その分他の賀状の作業が遅れることとなる。その周辺の番地に住んでる人がみんな同じ苗字という場合だと、いかに熟練といえど特定できないかもしれない。あとは、アパートやマンションの名前を省略して、○丁目*番地の444号室 ×× ○○様という風に書いてあるのもけっこう困ることが多い。自分が実際やってたとき、全部で30棟ある公営住宅あてでこれをやってるのが少なからずあった。30人の住所といちいち照らし合わせろと・・・

 今までは住所、あて先の不備や誤記の話だったが、裏面だけ印刷されていて表面は真っ白というのもけっこうある。これも裏面に住所が書いてあれば差出人に戻すのだが、表面に差出人を書くスタイルだと処置のしようが無い。

 最後に裏面に関して。多くは無いが、かなり凝った手作りの賀状で裏面が立体的になっているものがある。機械はそのへんの力加減を知らんので、ビニール袋などに入れて出すか、窓口に持っていって丁重に扱って欲しいことを申し出るほうが無難。

・郵便番号と住所のフォントを標準的なものに設定し、ためし刷りで位置を確認

・住所は念のために県名から一番下のアパート名まで書く。 

・裏表がちゃんと印刷されているかを出す前に確認。 
 
これだけのことをやれば、誤配・遅配・返送のリスクはかなり減るのでは。 
 

 

2008年12月3日水曜日

郵便局 年末年始ゆうメイト外務(年賀状配達)6 局員の人々

 初めてアルバイトをやる場合は特に、自分の上にたつ正社員(郵便局の場合は「局員」というんだろうか)がどんな感じの人か気になるかもしれない。年末年始のゆうメイトの場合でも少なくとも10日くらいは働くので、悪質な局員に無理難題を押し付けられたらどうしようかと思ったり。

 自分は3回外務のアルバイトをやって、3回とも違う担当者だった。それぞれの回でチーフとサブみたいな人がいたので合計すると6人になるが、嫌な感じの人は一人もいなかった。初回勤務の時の配達区域の説明も懇切丁寧だったし、1年目の2日目くらいに配達しきれず持ち帰ったときも全く怒られることは無かった。それなのに早く終わったときは「さすがだ」とか何とか言ってやたらにほめてくれた。

 学生は本当の労働力として期待するというよりは、お客様のような扱いのようにも感じられた。あまりにもきつく怒って、配りきれないものを橋の下に埋められてはたまらないと思って意識的に優しく接しているのだろうか。別にそんな作戦でもなく、本当に良い人が多かったように見えたが。自分は残念ながらそういうことは無かったが、兄が行った時は大晦日に局員の自腹ですき焼きやで「決起大会」をやったらしい。郵便配達という仕事が本当に好きなんでしょうな。その局は民営化後に集配局ではなくなってしまったが、今はどうしているんだろうか

郵便局 年末年始ゆうメイト外務(年賀状配達)5 1月2日以降から終了まで

 大晦日の準備作業から元日の年賀状配達までが終われば、あとはおまけみたいなものだ。昔は外務の1月2日は全員必ず休むことになっていたのだが、おととしはそういうのは無くなっていた。しかし、最初の勤務希望日の提出のときに2日を休みにして出しても特に問題は無いはず。

 年が明けると、大晦日までにかなり減っていた一般郵便物が年賀状の返信なんかもあって再び増え始める。しかし、超大量の年賀状配達の激務をクリアした後となってはなんでもない量だ。配達一日目や二日目を思い起こすと、いかに配達ルートが頭に入っていてもろもろの動作もこなれたものになっているかがよく分かる。たいした仕事じゃないけど、目に見えてよくなっているというのはやはり嬉しい。

 年明けの何日に終わるかはその人によるが、だいたい新年最初の週くらいまでやって終わるケースが多いみたいだ。何の問題も無く勤務できていれば(ほぼ全てのゆうメイトはそうだが)、局員の人に感謝されてすがすがしく終わることができる。給料は後払いで、1月の中旬あたりに郵便貯金の口座に振り込まれる。もう銀行になって相互振込みも可能になったのでどうなるか分からんが、自分がやったときの振込先は郵便貯金の口座限定だった。

 こうして振り返ってみると、郵便局の外務のアルバイトって高校生が勤労を初めて体験するには絶好だったという気がする。そう困難な仕事で無いけれど単純作業でもないし、やっていることが分かりやすいし、人と触れ合って感謝される機会もあるし、冬休み限定でできるし・・・。外務の自転車が無くなって原付限定となり、高校生は内務のみにするというのは安全と効率を考えれば仕方ないのかもしれないが、惜しいことだ

2008年12月2日火曜日

郵便局 年末年始ゆうメイト外務(年賀状配達)4 外務の苦労

・重き荷を負うて遠き道を行くが如し

徳川家康では無いが、自転車の前と後ろに大量の郵便物を抱えて坂道を登るのは実に難儀なことだった。重い荷物をたくさんつけていて不安定なので、坂の途中にある家はもちろんのこと、平地に自転車を止めるときでも倒れやしないかといつも心配しながら配達してた。原付ならそのへんの苦労はだいぶなくなっているかもしれないけど

・雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ

雨や雪の日の外務は本当に辛い・・・。郵便物の雨よけカバーと人間用のカッパは支給されるのだが、配達をするのに手を出さないわけにはいかない。ぬれた手が寒風に吹きさらしになって感覚がほとんど消失する中、塗れた(凍った)道路でスリップしないように、郵便物をぬらさないように細心の注意を払いながら業務を遂行しなければならない。幸いにして今まで元日に雨だったことは無いが、もしそんなことになったらもう給料要らないから休ませてくれって言いたくなってしまうかも。それくらい辛い

・猛犬注意

放し飼いの犬が配達員に襲い掛かってくるというのはさすがに無いけれど、吠え掛かってくる犬というのは少なからずいる。玄関付近のでかいドーベルマンやシェパードが、つながれている鎖をぴんと張らせてこちらに向けて盛んに襲い掛かろうとしているのを毎日間近で見ると寿命が縮む気がする。あれは何日やっても慣れることはできんな。もともと犬嫌いだったのが、郵便配達をやってますます強化されてしまった

短期アルバイトと自炊の日々

 そんなブログのタイトルのくせに、短期アルバイトの記事ばかりで自炊の記事が一つも無かった。前にやってたブログでは今みたいな短期アルバイトの記事に加えて、自炊の料理の写真を毎日掲載していたんだが、bloggerに移行してから自炊の写真のほうは止めてしまった。

 自炊をやっているところを見られたり、昼に大学で弁当を食べているところを目撃されたりすると、たいていの人は驚愕するようだ。一人暮らしの大学生の男のくせに、毎日毎食自炊しているというのが驚きのポイントなのかもしれない。

 自炊を全くやっていない人から見ると料理というのはかなりの手間と技術を要する芸当と見えるようだ。しかし、実際自分の場合はそんな手の込んだことは全くやってない。ある日の夕食の一例を挙げてみる。

塩サバ・・・一枚を買ってきてレンジのグリルで焼くだけ

煮豆・・・大豆の水煮を買ってきて、さいの目に切ったニンジン、こんにゃくを加えて醤油:砂糖=2:1にだし汁でしばらく煮る

ご飯・・・洗って炊飯器で炊くだけ

味噌汁・・・白菜、大根を切ったのときざみ揚げをおわん一杯分の水、味噌適量と共にしばらく煮る。

微細な火加減も卓越した包丁さばきも何も無い。時々鍋を開けて具をつついて、柔らかくなるまで煮たり焼いたりするだけだ。冷凍の魚を焼くときは弱火で長めにするといった工夫くらいは必要だが。

 味と見栄えにこだわりを持ってやるなら別だが、コストと栄養バランスのみに気を使うのであれば料理のテクニックは全く必要ない。むしろ毎日メニューを考えて買い物に行き、食器の準備と後片付けをきちんと行うといった付随することのほうが大変なのかもしれない。スーパーで売ってるものは野菜にしても加工食品にしてもだいたい2~3人分なので、それを余らせないようにうまく回転させていくには最初のうちはちょっと苦労するかもしれない。

 自炊を始めると最初のうちは疲れるし時間ないし基本的なことでも失敗するしでかなり大変だが、一ヶ月か二ヶ月耐えて継続できれば、後はどんどん楽になっていく。そのうち、「分量の多いのしか売ってないこの食材をどう配分して使い切るか」を考えるのが楽しみになってきたり。

 ちなみに、直近の2008年11月の食費は100%自炊で12628円。中旬までは家から送ってもらった柿があって、コメと味噌ももらったのがあるので買っていないが、そのほかの食材は全て自分で購入した。多分実家からの援助がないとも3000円かそこら増えるだろうが、それでも外食三昧よりはよほど低コストで健康的なものではないだろうか。

 経済の先行きが全く分からない時代だし、今は外食代をまかなうのに十分な収入がるあるとしても、食費を低減できる週間を身につけておくのも悪くない

2008年11月30日日曜日

短期アルバイト 2008.11.30 東京都美術館での陳列作業

 また美術館の陳列のアルバイトに行ってきた。今日は陶芸・着物・机・オブジェなど立体系の作品、書の作品、普通の絵、写真、小学生?の絵などあまり例の無いバラエティ豊かな作業だった。でかくて崩れやすい立体系は体力・神経共にかなり消耗するのでやる側としては定型の書道作品あたりが一番助かるのだが。どうせ抽象性の高い作品を鑑賞できるほどの芸術的なセンスなど持っていないわけだし。

 今日の作業は立体作品の運搬、作品を壁にかける金具の取り付けと陳列、高所に作品をかけるタワー(こんな感じのやつ 株式会社シロ産業のホームページへリンク)を下で移動させる作業などが中心。立体作品展の主催者がこだわりのある人だったのと、最初に作品の置いてある場所が間違っていたようで、1630を過ぎるくらいになるまで終わらなかった。非常に珍しいことだ。

2008年11月27日木曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 時給と待遇

 時給は昼間の勤務で比較すると外務のほうが内務よりも100円くらい高かったようだ。あとは高校生は大学生に比べて時給が低め。地域によって時給の額に差はあれど、この二つは共通のはず。仕事内容で外務のほうが特に難しいということは無いと思うのだが、直接客に接する機会が多い分の加算ということなのか。これが深夜の内務になると、基本の時給はそんな変わらないのだが、深夜手当て(25%以上の割増)が加算される(場合によっては超過勤務手当ても)のでだいたい外務と同じくらいになる。

 時給の絶対額でいうと、自分の地元では他と大差なかった。高校生の時はアルバイトは郵便局しかできなかったし、大学生になって自由にできるようになってからも、冬休み限定のなんてほとんど無かった。ただ、東京やらの大都市になるともっと自由度が高くて給料も高いバイトがいくらもあるのかもしれん。自分は単に給料だけでなく外務の仕事がけっこう楽しかったからあまり気にならなかったが、その辺は個人の好みの問題だろう。

 同じ日数の勤務で1シーズンに稼げる額を比較すると、たぶん深夜内務>外務>昼間内務になるんではないか。1時間あたりの給与は深夜内務≒配達外務>>昼間内務で、一日あたりの勤務時間は深夜内務>>配達外務≒昼間内務になる。昨シーズンに深夜の内務をやったときは勤務できる日は一日も休まず働いて10万強になった。時間と体力はあるからとにかく稼ぎたいというんだったら、深夜内務が一番向いてるかな。ただし高校生は深夜はできないし、外務も去年から原付に統一されて不可になったので昼間内務のみ。

 給与以外の職員の対応、待遇なんかは内務、外務もほとんど差が無い。どちらも普通の椅子と机のある休憩スペースが用意されていて、あめやらせんべいが置いてあった。局員は内務と外務を両方やっているので、ゆうメイトはだいたい同じ人が対応するみたいだ。外務3回、深夜内務1回をやったが怒られたことは一度も無かった。大晦日の頃になって誤配しまくりの外務が叱責されているのを一度だけ見たことがあるが、それは非常に稀なケースだと思う。やりきれないノルマの設定などは普通ないし、真面目に毎日配ってれば誰でもできるようになるものだ。ただ、今後民営化ということで過酷なノルマと厳しい叱責で追い立てる体制になる可能性が無いとは言わない。あくまでも郵政公社時代の参考情報なので、応募は自己責任でお願いします

遺伝子組み換え

 今日のクローズアップ現代は遺伝子組み換え食品の現状について。そういえば、一時期遺伝子組み換えといえば必ず「ポマト」なるものが登場していた。これはどっちにも中途半端でまもなく消えてしまったらしい。

NHK クローズアップ現代

 一応中立の立場で作ってあったけど、「知らない間に日本に迫ってきている」というような表現はちょっと公平ではないか。それでもよっぽどましな部類に入るものだと思うけれど。

 組み換え反対派の団体の人のインタビューも少し流していた。反対をする人々の理由というのは、「よくわからないけど何となく得体が知れないものは嫌だから反対」という域を出ないものが多いのではないだろうか。ゲストの人は「生産者に明確なメリットがある一方で、消費者にとってのメリットが見えにくいのも反発が強い理由だ」と言っていたが、欠かすことのできない穀物が質・量・価格ともに安定して入手できるというのは素晴らしいメリットなのでは?そもそも、「遺伝子組み換えは使用していません」といった表示が、遺伝子組み換えは危険なものだという印象を与える原因になっているのではなかろうか。

 遺伝子組み換えの作物に明確なメリットが数多くあるのに、曖昧な理由であくまでも非組み換えにこだわろうというのなら、それなりの費用を支払う必要があるだろう。今の数倍~数十倍のコストをかける覚悟があるならとことんこだわるのも良いが、自分はそこまでやるのはとても無理だ。良い面しかない技術なんて無いのだから、メリットとデメリットを冷静に比較して、ということですな。

 遺伝子組み換えといえば、穀物の収量を増やすなどというよりも「光合成ができる人間」を研究するのが究極の解決策になるのではないだろうか。もしそれが完了すれば食糧危機と地球温暖化問題が同時に解決することになる。逆に酸素の増えすぎが問題になったりして。

2008年11月25日火曜日

パッケージのマイナーチェンジ ネスカフェエクセラとトップバリュ

 ずっと変わっていないと思っていたものが、実はけっこう変化してるというのはよくある話だ。自分の考え方、ものの見方が変わっているのに「変わっていない」と見えるということは、逆に変わっていることの証なのかもしれない。まあ、そんな深淵な話でも無いけれど。

ネスカフェエクセラ。左が古くて右が新しい。NESCAFEの文字が縦から横になって、Excellaのフォントを変更。背景は黒から赤になったが、基本的なコンセプトは変わっていない。あと、写真が暗くて分かりにくいが、フタが短くなっている。

続いてトップバリュのこいくちしょうゆ。ほとんど同じだが、色の配置が逆になってる。ネスカフェのほうは店頭で見た瞬間に気づいたが、こっちは並べて見るまで分からなかった。

こういうマイナーな変更も、ちゃんと市場調査をして専門のチームでデザインを検討して会議にかけてやってんだろうな。学校ではこうしたデザインも実は重要なんだというようなことをやるけど、実際そんなところまで考慮して買う人なんかいないだろう。特にトップバリュはみんな値段しか見てない気がする。

短期アルバイト 2006.6ごろ~2007.5ごろまで 山パン武蔵野工場(夜勤)

 今回紹介する短期アルバイトは、最近やったものではなくて大学に入ったころから1年強やってた思い出話。家庭教師や塾の講師は時給が高いものの長期間固定的に拘束されるのでやる気がしなかった。何か短期のいいバイトは無いかと思っていたところ、自転車で行けるところにある山崎製パン武蔵野工場のアルバイト募集があったのでやってみることにした。

 求人は新聞のチラシでたまに入ってくるが、ある特定の日に働くのを募集というのではなく登録制なので、基本的に思い立ったときに直接電話しても問題はないはず。最初に履歴書を持って一度工場に行き、業務の簡単な説明を受けると、登録が完了して以後電話で予約ができるようになる。予約は一週間前から可能で、先着順に定員に達し次第締め切りになる。すぐに埋まってしまうということも無いが、確実に入りたいなら一週間前から予約しといたほうがよさそうだ。

 山パンの工場はパンの種類によって部署が分かれているが、どこに配属されるかは電話で予約をしたときではなく、当日工場に行った時に決まる。基本は事務の人が適当に配置していくが、初めての人はやさしめのところだったり、ベテランの人はいつもやってる慣れた部署だったり、ということはあるようだ。

 部署がたくさんあると言ったが、仕事の内容はどこでも大差ない。ほぼ全てがパンを作る作業のベルトコンベアーの一部分を担当するライン作業。チャップリンのモダンタイムズをイメージしてもらうと分かりやすい。全てを経験したわけではないが、やったことのあるものをいくつか挙げてみる。


・菓子パン
ここに行かされることが一番多かった。真ん中にあんことかが入ってる、いわゆる菓子パン全般の製造を担当する部署。

・ベルトコンベアーを流れてくるホットドッグの生地にソーセージをひたすら乗せつづける。コロッケパン?の生地にひたすらコロッケを載せ続けるという場合も

・機械が成形したコッペパンを皿の上に吐き出して、その皿がベルトコンベアーを流れて釜に行く。その皿に乗った生地をひたすらチェックして、ずれていたら直して形のおかしなものをはねる

・ピザパンの上にみじん切りの冷凍たまねぎをひたすら散らし続ける。

・ベルトコンベアーから出てくる生地にソーセージを載せて、生地ののった皿をラックに移す。

・袋詰めまで完了した製品がコンベアーの上を流れていくので、手で軽く押して袋に穴が開いてないかひたすらチェックし続ける。

・欠品が出ると困るので、どの製品も必ず少し多めに作っている。その余った完成品を、ひたすら袋を破いて中身とビニールに分別して捨てていく。

他に行ったことのある部署としては、

・ドーナツ課・・・カレーパン、ドーナツなど油で揚げる工程のあるパン全般

・和菓子課・・・その名のとおり和菓子類の製造を担当。一課、二課があった気がするが忘れた

・シュークリーム課・・・生クリーム類を扱う工程のあるもの。シュークリームやスイスロールなど

・製管・・・出来上がって包装まで完了した製品を出荷先ごとに配分する。これだけ他と少し違う

など。課はいろいろあるけど、やることはどこも上記の菓子パン課とほぼ一緒。

 時間は1800~0500で休憩1時間の実働10時間、給料は深夜・残業手当など込みで1勤務11400円。時給1140円だから、完全に金のためと割り切ってやるのであればそこまで悪くは無い。休憩する食堂に賞味期限近しのパンが置いてあって無料で食えるのがかすかに嬉しい。ここでランチパックをほぼコンプリートすることができた

2008年11月24日月曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 内務と外務

 今までで年末年始のゆうメイトを外務は3回、内務(深夜)は1回やってきた。どちらがいいかというのは一概には言えなくて、一長一短があると思われる。その人の好みの問題だろう。外務の長所は内務の短所というふうに、対照的な感じもする。

 外務の良いところの一つは、配達区域の人とのふれあい?なのではないだろうか。ポストの無い店やポストに入らないものは直接手渡しするし、配ってる時間帯に家の人が外で何かやってることもけっこうある。たいしたことをやってるわけでもないのに、「ありがとう」とか「ご苦労さん」なんて言われるとけっこううれしいし励みになる。一方の内務は、当然ながら一般の人々との接点はほぼなし。同僚のゆうメイトとはもしかしたら仲良くなれるかもしれないが。それでも、VCSにしても区分け作業にしてもチームプレーではないので連帯感とかはあまり無いかもしれない。

 内務のいいところを挙げれば、当然だが完全に屋内の作業だということ。冬の外務は晴天でもかなり寒いし、雨や雪だと郵便物がぬれないように細心の注意を払いながらほとんど動かない手で配達しなければならないのはかなり辛い。内務は雨だろうが雪だろうが、局に着いてしまえば後は適温で明るい部屋での作業なのでそこは大きい。ただ、内務といってもデスクワークではないので、晴れの日の体力消耗具合はさほど差が無い。自転車で配達してたときは、郵便物が多いときの上り坂でかなり体力を消耗したが、原付に統一された後となっては、もしかしたら立ちっぱなしの内務のほうが疲れるかもしれない。

 どっちもいいところはあるので、冬休みを無為に怠惰な時間にするくらいだったらやる価値は十分あると思う。外務は大晦日&正月勤務が必須だけど、内務は確か他の時に出てれば正月に休むことは可能なはず。昼間の内務と外務を毎日やってれば、休みで暇なので毎日昼ごろまで寝てるなんてこともなくなるだろうし。深夜の場合は、意志が弱いと生活のリズムが崩壊して冬休み後の学校に影響が出るかも・・・。

 自分が夜勤をやったときは5時に勤務が終わったら自転車を20分くらい飛ばして家に到着し、朝飯を食べてシャワーを浴びて11時ごろまで寝てた。起きたらすぐくらいに昼食をとり、その後は昼寝などせずに午後をすごし、夕食も普通にとって夜勤へ向かう。ちょっと睡眠時間を少なめにして生活リズムを維持した形だが、勤務7日目くらいの大晦日になってその無理が蓄積したのか、年越しそばをてんぷらと一緒にぶちまけてしまった。二年連続でそれをやったらしゃれにならんので、今年はお休み。

2008年11月22日土曜日

短期アルバイト2008 11.22 小学生の模試の試験監督

 11月の末になって、6年生はそろそろ追い込みの時期に入っているようだ。塾も定期テスト的なものから合格判定模試や志望校別模試といったものがそろそろ出てきた。今日は「面接模試」なるものもやっていた。「なぜ本校を志望したのですか」というのは定番の質問だが、自分の意思でこの私立中学校に行きたいと決めた小学6年生はどれくらいいるんですかね。もちろん親が決めてやったほうが好ましい結果になるということも幼いうちは多々あるだろうけど。

 ちょっと調べてみると、私立の中学校は大体2月はじめが多いみたいだ。関西には年内に行うなんてところもあるが、それは例外的なもの。愛知県の公立高校の入試は2月半ばだったから、ちょっと早いくらい。このまま少子化が進むと、そのうち私立中学の入試も「就活」みたいになっていくのだろうか。

 それにしても、通える範囲に選べるほどたくさんの私立中学校があるというのはなんともうらやましい話だ。実際に通うかどうかは別として、何かをするときに選択肢が多いというのは恵まれている。自分の地元なんか、私立は高校でさえレベルにあったところに行くのに名鉄に1080円払って一時間かけないと無かった。一応その高校は受験だけして合格しちゃったんだけど、3年間片道2時間かけて通う自身が無かったのであえなく断念。何とか通える範囲では一番良い地元の公立高校に合格できたから良かったが、それがもしダメだったら偏差値40台の近い私立に行かなければならんところだった。地方だと高校進学一つとっても綱渡りなわけで。それに、もう少し南に行くと地元の公立中学校ですらスクールバスに揺られて通うことになろうかという状況・・・。「格差社会」というやつだろうか。

2008年11月17日月曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 深夜の内務5 民営化の影響

 深夜の内務アルバイトをやったのは2007年末~2008年初で、10月に民営化がスタートしてすぐだった。民営化ということで内務のアルバイトにもノルマや工程管理が導入されて厳しく締め上げられるかと思ったが、そういうことはほとんど無かった。VCS作業や手での区分など、時間当たりの標準作業量を設定して管理するということはできると思うのだがそういうことは少なくともゆうメイトに関しては全くなし。2時か3時ごろに寝てしまったバイトも優しく起こしてしばらく臨時の休憩を入れるという具合。ちょっと拍子抜けの感もあった。

 ただ、壁には局員(正社員)の人々のVCS作業の能率のグラフが張り出してあったので、正社員や長期ゆうメイトになると教育と管理が強化されているのかもしれない。せいぜい2週間の短期アルバイトにそこまで熱心に指導をしていたらそれだけで大晦日までかかってしまうし、厳しく能率管理をしようと思っても無理なのだろう。最初からその程度の能率だということで人員配置の計画を立てておいて、その分時給と人の数を調節しておけばそれほど問題も無い。

2008年11月16日日曜日

短期アルバイト 2008.11.16 英検の二次試験の監督員

 これって一応試験監督のカテゴリーで募集がかかってたが、「試験監督」かどうかは微妙。どっちかというと「試験係員」と言ったほうが正確かな。

 英検の二次試験を受けたことがない人や高校の時に受けたなりで忘れてしまった人のために、まずどんなものなのかの説明。

 英検は一次試験がマークシートと作文の筆記とリスニング試験で、それに合格すると二次試験になる。二次試験は一対一の面接で、短い絵と文章の書かれたカードをネタに英語で会話らしきものをする。書いてある文章を最初に音読した後、ストーリーの内容やそれに関する話題についての質問に答えるというのが基本パターン。級が上がるにつれてカードの文章や質問の中身が高度になっていくわけだ。試験官はたいてい中高の英語の先生が勤めることが多いようだ。「実用英語技能検定」と謳っているのだから、そのへんをもう少し改善したらいいのにと思うのだが・・・

 試験の内容はそんなんで、試験の流れとしては以下のような感じ。同じ級であっても、午前・午後ごとに受験者をA、B、Cのグループに分け、集合時間をずらして設定しておく。例えば、Aグループは9時集合で9時30分に試験開始、Bグループは9時30分に集合で10時に試験開始、Cグループは10時に集合で10時半に試験開始というように。A、B、Cの各グループはそれぞれ使う問題が違う。

 受付を済ませた受験者は、一旦「控室」にプールされる。そして、Aグループの受験者が全員集まると、先に来た人から順次荷物をまとめて控え室を出て面接室へと向かう。面接試験は大体一人5分~10分くらい。面接が終わった受験者は控え室にもどらせずに、そのまま退出させる。Aの集合時間の人が全員終わったら問題を変えて、今度はBグループの試験を始める。こういう方式で問題の情報が漏れるのを防ごうというわけだ。以上の説明で分かったでしょうか?

 アルバイトがやる仕事は

・受付・・・名前のまま。受験票を見て名簿にチェックを入れ、携帯電話を入れる袋を渡して中に入ってもらう

・控え室での受験者の整理・・・受付を済ませて部屋にやってきた受験者を、後の誘導がやりやすいような順番に座らせる。級ごとに控え室が違っているのだが、部屋を間違える人が割といるので要注意。

誘導・・・控え室から面接を行う部屋へ受験者を連れて行く。何度も控え室と試験室を往復しないといけないので、階段があると特に疲れる。冬は寒くて夏は暑いし

試験室担当・・・誘導がつれてきた受験者の名前を名簿に控え、試験室に入ってもらう。座りっぱなしの仕事なので疲れることは無いが、廊下なので真夏や真冬はつらい

今回やったのは控え室の担当だった。繰り返し確認をして受験級の間違いが無いようにということだけを気をつければ、後は単純で楽な仕事だ。

余談 英検は昼食が支給されるのだが、余りが発生する確率とそれをもらえる確率が各種バイトの中でもっとも高い。

時間 0800~1700

給料 8000円

その他待遇 昼食が出る。今日は菓子とジュースも出たが、これは特殊なケース。

2008年11月15日土曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 深夜の内務3 手区分作業

 年賀状・一般郵便物の手区分

・年賀状

 郵便の内務はかなりの部分機械化されているが、完全自動化というわけではなく一部に手作業も残っている。どういう年賀状を手区分するかについて詳しくは忘れたが、郵便番号に書き間違えがあったり、立体的なつくりになっていたりして、機械では区分できない何らかの理由があるものをやったと思う。

 作業三方向を年賀状を入れる棚に囲まれて、郵便番号と住所を見ながらひたすら区分けをしていく。棚は機械の区分と同じように、近隣の住所は郵便番号の7桁目まで分かれているが、遠方になると一番上の一桁か二桁だけで区分するようになっている。最初はまごつくが、だんだん脳を経由せず脊髄を駆使して行う作業になっていくのはVCSと共通している。一箇所に立ったままでやる作業というのは、走り回ってやる作業よりも実は疲れが残りやすい。血行とかの問題なのだろうか

一般郵便物

 こちらは機械で区分できなかったから手でと言うわけではなく、機械が郵便番号の7桁目まで読み取って市町の字・大字まで区分したのを、人でさらに細かい番地ごとに区分していくというものだった。作業の内容は年賀状の区分と大差なく、やはり三方向を棚に囲まれてひたすら区分していく形になる。ただ、郵便番号で区分するのに比べて住所を読んで棚に入れていくのは、慣れるのに時間がかかるし慣れてからの速度も低めになる。住所の名前には規則性なんて全然ないし、人が少ないところに限ってやけに細かく分かれていたりするから厄介だ。

 機械区分の世話は機械のペースに合わせてやるので作業能率の向上は機械の速さまでだが、手区分の能率は完全に自分の能力に依存することになる。局員の人は優しい人ばかりだったので遅いとか能率悪いとか言われたことは一度も無かったが、頻繁にある住所の棚の場所をいつまでたっても覚えられないと自分で自分が嫌になってくる。こういうのは”自分との戦い”とでも言うんだろうか

blogger in opera

 ちょっと前にoperaでbloggerの「作成」モードが使えなくなったという記事を書いたのだが、今日やってみるといつの間にか復活していた。もうだめだと思ってblogger用に火狐を用意したのに一体なんなのか・・・

 正直言って、そういう不具合の可能性を抱えながらoperaにこだわるメリットは無いのかもしれない。いろいろなサイトを見てると、operaに対応してなかったり微妙におかしくなるサイトもけっこう多い。人があまり知らないけど実はけっこう便利なのを使ってるという気分の良さが大きいようだ。他に比べて圧倒的に不便になれば考えるかもしれないが、今のところはそういうことは無いし

コメダ珈琲のホームページ

 今年の3月にアドバンテッジパートナーズの協力をあおいで以降、ポッカの出資を受け入れるくらいで目立った動きが無かったコメダコーヒーだが、いつの間にかホームページが充実したものになっていた。よくある手作り感あふれるものでは無くて、コンテンツもサイトの作りもなかなか充実したものになっている。携帯版もあるみたいだ。

珈琲所 コメダ珈琲店

 informationのところを見ると、週に一店くらいのペースで新規出店をしている。愛知・岐阜が中心だが、鳥羽・三鷹・久里浜・草津など関西や関東にも進出している。3月のアドバンテッジとの発表の時は、関西や関東への出店を加速させて株式上場も視野に入れていると言っていたが、いよいよ本格的に始動したようだ。愛知県での喫茶店チェーンの愛知県での店舗数を比較すると、

コメダ珈琲・・・246

スターバックス・・・47

ドトール・・・50

タリーズ・・・13

カフェ・ド・クリエ・・・31

出店の方針や店舗の形が違うので一概には言えないが、圧倒的な強さ。新しいことを始めるにしても、強固な地盤があるというのは強みだろう。

 出資してもらってるポッカとは原材料の調達などで協力するということだが、ポッカが運営するカフェ・ド・クリエは関東に103、関西に13の店舗を持っているので、もしこれを統合すれば一気に両地域の拠点を増やすことができる。両者ともアドバンテッジの傘下だけにもしかしたらそういうこともあるかもしれない。

2008年11月13日木曜日

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 深夜の内務2 機械区分機のお世話

区分機のお世話
VCS作業に続いてよくやったのが、年賀状区分機のお世話の仕事。年賀状区分機がどんなものかというのは、下のリンク先の写真を参照。
東芝>>東芝レビュー1月号 1997 VOL.52 NO.1>>新型区分機

 一番手前の投入口に年賀状を入れると、機械が郵便番号かVCSで打ち込んだバーコードを読み取って、地域別に奥にずらっと並んだ棚に高速で区分していく。近隣で量が多いものは地域の区分が細かくて棚も複数確保されているが、遠くになるにつれてだんだん大雑把になっていく。区分された年賀状は、その局で配達する分(自配というらしい)に関してはさらに細かく機械区分をして配達する順番へと整列する。それ以外のものについては、各地の中央郵便局に送ってそこでまた区分される。「読み取り不能」の棚に入ったものはVCS作業へまわされることになる。

 世話というのは何をやるのかといえば、この機械に間断なく年賀状をくべていく作業。それに加えて、区分された郵便物が入った棚がいっぱいになるとブザーとランプで教えてくれるので、それを抜き取って箱に収納していく。

 この作業は初期はいっぱいになる棚もそれほど無いので楽だが、時間が進むにつれてだんだん忙しくなっていく。近隣の地区の棚はすぐに一杯になるし、それほど量が無い遠方の地区の棚も同時に一杯になったりするので、年賀状をくべる作業の合間をぬって、ブザーが鳴り響く中を走り回らなければならない。二人いれば割と余裕があるが、一人だとかなり疲労困憊してしまう。深夜内務の中では一番体力を使う作業といえる。

クターのホイホイのコツ

クターには数多くのゲームがあるが、その中でも一番好きでスコアもいいのがこの「クターのホイホイ」 
好きだからスコアが伸びるのか、スコアが伸びるから好きになったのかはわからんが、まあそんなことはどうでもいい。
このゲームはたぶん簡単なコツでスコアがかなり伸びると思うので、それを紹介してちょっと自慢したい。

ゲームのやり方に難しいところは何もないので、数回やればすぐにわかると思う。牛乳・ソフトクリーム・りんごのアイテムの効果も説明のとおり。

アイテムについての補足
・牛乳×2
牛乳を1個取った状態でさらに牛乳を取ると、射程がまた伸びて画面の一番上まで届くようになる。これにソフトクリームも加わればほぼ無敵
・金リンゴ
ごくたまに金色のリンゴが落ちてくる。これを獲得すると、牛乳×2、ソフトクリーム、リンゴを取った状態になれる。

敵についての補足
・虫(小)
ザコキャラ。一瞬スプレーをかければ倒せる。動きもほとんど一定。
・虫(大)
ある程度の時間スプレーしないと倒せない。画面の中央から降りてきて、真ん中に達するといろいろな動きで攻撃?してくる。
・UFO(小)
一瞬で倒せるが、動きが速いし左右に大きく振れてくるので若干厄介。
・UFO(大)
ごくたまにしか出ない敵。左右に動きながら、火の玉で攻撃してくる。UFO自体に触れても火の玉に当たってもゲームオーバー。火の玉はスプレーで消せるが、倒した数には入らない。倒すと20匹分にカウントされる。
・イガ(黒)
割とよく落ちてくる。通常のスプレーを長く当てれば倒せる。
・イガ(緑)
ソフトクリームを取った状態でしか倒せない。

プレー上のポイント

・左端が基本ポジション
これが、すべての戦略の中で一番重要。
クターは右手にスプレーを持ってるので、左側に隙ができる。左端にいればそれをカバーできるし、虫(大)にもほぼ当たらない。イガ(緑)とかを避けるときに多少動くが、基本中央より右側には行かないほうがいい。

・アイテムは無理して取らない
アイテムを取ろうとして速い虫(小)やUFO(小)に当たって終わるというのがけっこう多い。確実に取れるという場合か、スプレーのゲージが尽きてソフトクリーム・ほいほいで起死回生を狙うとき意外は無理する必要まったくなし。
中でも、リンゴは無理して取るなというよりむしろ取らないほうがいい。ちょこっと動かしたつもりが動きすぎて終わる。

・スプレーを噴射しっ放しにしない
後半で虫(小)がわらわらと落ちてくると、ついスプレーを噴射し続けたくなる。しかし、それをやると一瞬でスプレーが尽きて終わる。後半でゲージが尽きるとほぼ100%終わるので、常にゲージの残量に気を配りながらプレーを。

当初は100行けばいいほうだったのだが、この左端での待ち作戦に気づいてからはコンスタントに500程度行くようになった。

郵便局年末年始アルバイト(ゆうメイト) 深夜の内務1 VCS作業など

 申し込む前は、深夜のゆうメイトというと一体何をやるのか若干不安だった。しかし、年末年始の2週間かそこら限定で、訓練もなしにやるわけだからそれほど困難な仕事は無い。完全な単純作業というわけでもないが、普通にやれば誰にでもできる仕事ばかりだ。

VCS

 勤務初日の最初にやらされたのがVCSという作業。video coding systemの略らしい。集まってきた年賀状はまず機械で郵便番号を読み取るのだが、その数字が読めなかったり書いてなかったりするのははじかれてくる。その機械がはじいた年賀状をスキャンしてモニターに写し、人が見て番号を入力していく。入力した郵便番号の情報は、ハガキの表に肉眼では見えないが機械は読めるバーコードとして入力されるらしい。

これがその「見えないバーコード」。「時代を見据え・・・」という文字の上に無色で印刷されているが、光を当てると分かる。大量に送られるダイレクトメールなんかは最初からこれを付けておいて、割引してもらっているみたいだ。

郵便番号のコーディングが終わったら、同様のことを住所についても行う。住所は直接文字を入力するのではなくて、予め設定されている番号を入力する形になる。両方終わったハガキは再び機械区分機にまわされるという流れ。

 これはずっと椅子に座ってモニターを見ながらキーボードで数字を打ち込むという、典型的なデスクワーク。ずっとやってると目が痛くなってくるし、手首が絶妙な感じになってくるし、眠くなってくるし・・・。画面に写される郵便番号や住所を呼んでキーで入力するだけで難しい仕事ではないが、集中力を持続させるのが大変だ。なれないうちはハガキ一枚ごとに住所を読んで、対応する番号を一覧表から探して、ということをやるが、慣れるにつれて半ば反射的にできるようになってしまうので、眠気をこらえるの困難になる。

  

郵便局 年末年始ゆうメイト外務(年賀状配達)3 大晦日と元日

 大晦日にもなると普通郵便物はもうほとんど無く、配達は速やかに終了する。配達が終われば局に帰り、明日の配達の準備を内務と協同で行うこととなる。

 とりあえずは年賀状の区分作業を手伝う。年賀状は24日頃までに出すはずだが、この時期になってから局に新たに届くものもけっこうあるのだ。16時だったか17時だかになると、元日に配る分の区分は打ち切りにして自分が配達する分の準備に入る。別の宛名のものが混じっていないか1枚ずつ見たあと、家ごとに輪ゴムでまとめ、さらにそれを片手でもてるくらいの束にして太い輪ゴムで止めて順番に袋に詰めていく。減少しているとはいえ年賀状の量はかなりのもので、自転車(今は全部原付)の前と後ろに一杯に積んで2往復か3往復分くらいになる。袋詰めした年賀状は名札をくくりつけて所定の場所に置いたら大晦日の作業は終了。何時ごろに終わったかは覚えていないが、帰り道は暗かった記憶がある。元日の勤務は朝が早いので、紅白歌合戦なんか見てないで早めに寝るのがおすすめ

 元日の朝は6時か7時くらいの集合だったと思う。局長出席の下で軽く出陣式みたいなものをやった後、いよいよこのアルバイトのメインイベントである年賀状の配達へ。やることの内容は基本的にそれまで一般郵便の配達と変わらないのだが、とにかく量が多くて大変。一軒一軒の量も多いし、普段はほぼ郵便物の無い家でも年賀状はほぼ確実に1枚以上あるのでかなりの時間がかかる。自分がやったときは、一年目、二年目は平常の時は規定の1時間くらい前に余裕で終わっていたのに、元日は規定時間一杯まで使っても6割かそこらしか配れず、ヘルプに来た長期ゆうメイトの人にチェンジしてもらった。3年目は規定時間いっぱい使って何とか配り終えたが、新年早々体力を使い果たしてしまった。

 年賀状の配達が終わるといったん小休止。その後わずかにある一般郵便物の配達をささっと済ませて元日の勤務は終了。何時に終わったかははっきり覚えてないが、家に着いてから昼飯の雑煮を食べたのでそうは遅くなかったはず。

2008年11月11日火曜日

来年こそ日本一だ!


イトーヨーカドーはライオンズもジャイアンツも公平に扱った「感動をありがとうセール」だが、ユニーは当然ながらドラゴンズ一色。
川上とウッズがいなくなって日本一になれますかね・・・
写真の真ん中の「3日間連続お買い得」の欄の一番左にあるのは66円の特製「ドラゴンズ納豆」。

2008年11月9日日曜日

短期アルバイト2008.11.9 ハングル能力検定の試験監督補助

 今日はハングル能力検定試験の試験監督補助。同じ日に行政書士の試験監督補助も募集してて、そっちのほうが良かったんだが、先に申し込んじゃったのでしょうがないですな。
 ハングル能力検定はハングル能力検定協会というところがやっていて、その構成員は皆ネイティブの人ばかり。英検にけちをつけようというのでは無いが、やはり語学関係の試験はその言葉を母語とする人が中心となっているほうが信頼がおけるようにも思える。それに加えて、日本人がその言葉を学習する過程を熟知している人もいれば完璧かな。それでいうと、日本に住んでいて朝鮮語を完璧に話せる人が作った試験というのはかなりいいかも。
 試験が始まる前に、協会の幹部の人のお話があった。この検定試験は単なる語学の試験ではなく、日韓(韓日?)の関係強化や南北統一に資することまで見据えたものであるらしい。だから気合を入れてやってほしいと。受験する人がそこまで意識してるかどうかは知らんが、そういう意気込みで試験問題を作っていれば質も上がることだろう。
 監督の内容は試験監督の補助なので、試験監督に付き従って配布・回収を行うことになる。枚数確認や解答用紙の不備のチェックはさほど厳格ではない。補助の座る場所が無いというのが若干痛いが、筆記が1時間でリスニング30分が午前と午後に一組づつだけなのでそう辛くもない。
 昼食が出るということでひそかに韓国料理を期待していたのだが、かまどやのフライ・肉中心の重い弁当だった。それでも、試験監督で頂く弁当としてはかなりいい部類に入る。


飲み物は好きなのを勝手に選んで飲む形だったので、昼からの眠気に備えてエクセラのスティックを6本分も飲んだ。それなのに午後の部の眠気はいつもと変わらず、立ったまま眠って倒れるところだった。コーヒーを本格的に飲み始めてまだ数年しか経ってないのに、もしかしてもう耐性ができた?弁当が二つばかし余ってたので、そのうち一つをもらって帰宅。エビフライ・白身魚のフライ・ミートボール・かまぼこ・卵焼き・赤魚・ハンバーグを全部みじん切りにして、添えつけの醤油とソースを投入し、チャーハンにした。古いフライパンで焦げまくって張り付きまくったが、なかなか美味。

時間 0900~1700
給料 日給7500円

operaでblogger

 operaとbloggerは残念ながらあまり相性が良くないようだ。昨日の夜から、投稿エディタが「HTML の編集」モードになって、「構成」モードにすることができない。本来なら右上にあるはずの切り替えタブが消えてしまっているのだ。数日前にやった時にはこんな症状は無かったのに。operaはかなり気に入ってるブラウザなんだが・・・blogger専用にfirefoxを使うというのも検討すべきなのかもしれない。

2008年11月8日土曜日

短期アルバイト 2008.11.8 公募の書道展の審査アルバイト

 今日やったのは、東京新美術館での公募の書道展の前に行われる審査のアルバイト。募集が出たのが水曜日で、前日の金曜日に書類が速達で送られてきた。採用は計画的に。
 美術館の審査のアルバイトというと、たいていはそこに出入りしている美術品の業者がやるものだが、今回はその展覧会を主催する団体が自分で行うものだった。そのためかどうか分からんが、仕事内容は普段と比べてかなりゆるい。いつもは絵を持って審査員の前へ→採点された点数を記入→点数別に分類という仕事を延々とやって、終わりごろにはけっこう疲労困憊する。しかし、今回のバイトは作品を部屋に並べて、一度に全点採点してしまうという方式なので、絵を動かすのは採点前と後だけ。一点づつ持って点数をつけてもらう形式も少しあったが、数が圧倒的に少ない。
 あと、いつもと比べて一番ありがたいのは豪華な弁当が支給されること。数の子?やカキフライが具にある温かい懐石風弁当なんて、普段外で食ってる自作の貧相な弁当とは比べるべくも無い。バイトで支給される弁当の中で考えても群を抜いて素晴らしい品質だ。それに3時になると百貨店のちょっと高めの和菓子まで支給されるなんてもう・・・

時間 0100~1600 昼食休憩1時間に、作業の合間の小休止もけっこう多い 実際には1530に終了
給料 日給7000円

2008年11月5日水曜日

屑fc2からスパムメールが続々と

 カス・クズ・タコなブログサービスであるfc2ブログから一方的な凍結という形で突如追放されてからもう一ヶ月以上が経つ。今の時期であれば、1年前に書いたゆうメイトアルバイトの記事が訪問者を集めていたかもしれないのに・・・。 

 今でも怒りがおさまらんが、火に油を注ぐようなことをカスfc2がやってくる。そっちで勝手に凍結しておいて、問い合わせのメールも完全に黙殺するくせに、「新機能がついたので使ってみましょう!」とかいうメールを平気で送りつけてくるって言うのは一体どういう神経してるの?追放するだけでは飽き足らず、スパムメールで悪質な嫌がらせを執拗にしてくるとは、カスはとことんカスですな。クズメールをいつまで経っても送ってくるので、二度と行くまいと思っていたfc2のサイトにしょうがなく行って「メール配信停止」の手続きをしておいた。カスだからこれも無視して嫌がらせをさらにしてくるかも知れんけどね。

 fc2は数あるブログサービスの中でも人気のあるほうみたいだが、使っている方はこういうサービスだってことを十分認識した上でお使いください。普通に使っている分にはそこそこ使いやすいだけに、突如凍結によりそのカスの本性を見せられたときのショックは大きい。

2008年11月4日火曜日

郵便局の年末年始アルバイト 外務(年賀状配達)2 初回勤務から大晦日前日まで

 外務の勤務初日には、実際に外に出る前に簡単な業務内容の説明がある。出勤簿の記入の仕方、ドアのロックの開け方など事務的な説明を受けたあとは、業務内容の説明へ。仕事として外を自転車(今は全部原付)で走り回るわけなので、交通安全に関するビデオを視聴して、さらに局員からも諸注意を受ける。続いては、郵便物の扱いについての講習。汚したり破いたりしないよう丁寧に扱う、配りきれなくなったものを隠したり捨てたりしても必ずばれるので絶対やってはいけない、など。真面目にやって配りきれなくても責めたりしないので、安心してよいというようなことも言ってた気がする。それが終わったら、「正しい行動には○、正しくないものには×をつけましょう」というテストまでやらされた。それの問題の一つが、「がんばって配ったが、配りきれなかったので残りを橋の下に埋めた」・・・・・

 講習が終わると、いよいと外に出る。この日は実際に配達はせず、担当の局員の後ろについていって配達区域を一回りするだけ。このときに分かりにくい位置にあるポスト、猛犬を潜り抜けなければならない家、誤配に厳しい家など注意すべきポイントを伝授してもらう。実際に配達をするのは次の日から。

 外務の配達で家が覚えられるかという心配があるだろうが、外に行くときはどこのなんという名前の家のどこらへんにポストがあって、どういう順番で配達すればいいかということが記入された詳細な地図があるので心配は無用。ただ、最初のうちは道順が全く頭に入っておらず、いちいち地図を確認しながら配るので規定の時間をいっぱいに使ってやっと配り終わるくらいだ。しかし、3日か4日もやればルートは概ね頭に入り、ほとんど地図無しですいすい配れるようになる。規定の時間より早く終われば、残りの時間は自分の担当する区域の区分の手伝いをするので、それによっていっそう記憶が強固になり配達が早くなるという好循環。たまに「ご苦労様」なんて言われながらすいすい配っているとけっこう気分がいい。

 勤務開始からはカレンダーなどのでかいものもけっこう多くて量がそれなりにあるが、大晦日が近づくにつれて量がだんだん減っていく。かなり習熟してきた頃に配達量が減っていくので、ますます内務に費やす時間が増えていく。

郵便局の年末年始アルバイト 外務(年賀状配達)1 応募から採用まで

 高校1年、2年、大学1年の時にやったのは自転車をこいで郵便物を配達する外務の仕事だった。最初にやろうと思ったときは隣の市の内務に応募したんだが、「男なら内務のほうがいいんじゃね?時給も高いし」というようなことを言われて外務に転向。大学1年の時は住んでる町の郵便局に移ってまたも外務をやったのだが、その郵便局は例の民営化で集配局では無くなり、隣の市に集約されてしまった。そして、多分効率化ということで自転車での集配は廃止されてバイクだけになり、高校生は内務限定になってしまった。身近なところにも民営化の影響が現れている。

 そういうわけで、以下に語る外務のアルバイトの印象は、2年~5年前で民営化される前に自転車でやったものだということを承知しておいてください。民営化後に内務をやった印象からすると、外務も多分そんな大きく変わってないんではないかと思うが、「話が違う」といわれても困るので念のために。

・応募から採用まで

 高校で初めてやったときは、学校に来てた募集のお知らせみたいなものを使って応募た記憶がある。郵便局は人手不足で悩んでいるみたいなので、アルバイトは一切禁止という高校でもない限り募集のお知らせが来るんでは無いだろうか。自分の通っていた高校は一応進学校でアルバイトは原則禁止だったが、郵便局だけは冬休み限定だからなのかOKだった。

 そのお知らせハガキを使って一度バイトをやると、次の年からは郵便局から自宅に募集を送ってくるようになった。もしそういうものが来なくても、11月頃に近くの郵便局に電話すれば応募の書類を送ってくれるようだ。

 学校経由なり直接なりで入手した応募のハガキに必要事項を記入して送ると、面接のお知らせが折り返し送られてくる11月の中旬くらいに面接がある。面接は11月初旬~中旬頃にあって、ちゃんと来られるかや勤務可能日の確認などごく簡単なもの。勤務希望日が2、3日しかないとか、大晦日と元日を勤務不可にしてるとかでなければまず採用されるだろう。外務は元日の配達のために雇うので、1月1日とその前日準備がある大晦日の勤務は必須。内務の元日は必須ではないがなるべく来て欲しいみたいだ。大晦日は外務と同じく賀正の準備があるので勤務必須。

 内務・外務で初回勤務前の説明を行う日が設定されているので、この日は可能な限り行くことが推奨される。採用されるかどうかは面接で完全に決定しているのだが、しばらくすると一応形式的に採用通知が送られてくる。それには初回勤務の日が書いてある。

 去年(2007末~2008初)に地元の郵便局で深夜の内務のアルバイトをやったときは、大学の授業があるので11月の面接に行くことができなかった。しかし、そのあたりの事情を電話で話したらすぐ了解してくれて、必要な書類一式を東京まで郵送してくれた。そして東京と愛知で数回書類・電話のやり取りをした後、結局一度も会わずに採用通知を入手した。直近まで公営事業だった割に、かなり柔軟な対応をしてくれる。なにしろ人手が全く足りてないから。

2008年11月3日月曜日

あたしンち14巻




 1年に一回だいたいこの時期に新しい巻がでるあたしンち。10月31日に14巻が出たので早速購入した。

 全体としては、まあまあ面白いくらいかな。大当たりというわけではないが、代金の価値は十分に超えていると思う。今回は岩木くんの登場が多めで、内容も少し進展している。14巻が読売新聞に連載されていたのは2004年~2005年だが、紙上の最新の話ではさらに進んでいるんだろうか。

 しかし、あたしンちは内容は面白いのだが、新聞連載と単行本のずれはもうちょっと何とかならんものなのだろうか。時事ネタはほとんど無いからいいものの、連載から単行本まで4年も空くというのはいくらなんでも長すぎる。新聞連載されたなかで単行本に入らないものもかなりあるみたいだし。タイムリーに全話読みたければ読売新聞を買えと?

①から⑭までの個人的な格付け風評価はこんな感じ。何かのご参考に

①・・・AAA  ②・・・AAA ③・・・AAA ④・・・AAA ⑤・・・AA ⑥・・・AAA ⑦・・・AAA

⑧・・・AA ⑨・・・A ⑩・・・A- ⑪・・・AA ⑫・・・AAA ⑬・・・A- ⑭・・・A

2008年11月2日日曜日

短期アルバイト 2008.11.2 中学生対象模試の試験監督

 三連休は三連続アルバイト。行楽って言ったって青春18も無いから金がかかるし、ここは資金を集めるときだ。

三連続二日目は一般的なレベルの中学生対象の模試の試験監督。埼玉全域でやってて5万人以上も受験するそうな。流れはこんな感じ

0710  集合

0715~0730 教室のセッティング

0740~0830 会場の内外に立って生徒の誘導

0850~1245 試験監督。45分×3、30分×2で間の休憩は10分

1245~1315 帰る生徒を誘導

1315~1400 昼食と休憩。弁当が出る

1400~1430 教室の後片付け

1430~     日当9000円+交通費1000円をもらって解散。

科目と科目の間の時間も十分あるし、試験時間中に次の時間の準備をすることもできる。たちっぱなしで昼飯の時間が遅めなのがちとつらい。朝が早いから朝食を早めにとらんといかんというのもあるし。でも全体的にはかなり割のいい仕事だ

短期アルバイト 2008.11.1 東京都美術館での絵の陳列

 また東京都美術館での陳列のアルバイト。日曜日から展覧会が始まるケースが多いからだろうが、このバイトは土曜日にあることが多い。試験監督はほとんどが日曜日なので、週末にやるにはちょうど良い。

 上野駅で降りて公園を通過するとすぐに美術館に着く。館内ではフェルメール展が大盛況だったが、それは黙殺して公募展の部屋に向かう。内容としてはいつも同じ

・絵を倉庫から運んでだいたいの場所に並べる

・吊り下げるための金具を額に付ける

・吊り下げる

という感じなのだが、今回は普通の絵に混じって、巨大な立体のいわゆる「現代美術」が一点あった。周りの人の対応の仕方からすると、その作者はちょっと格が違う感じの人らしい。しかし、その作品を見てみるとなんというか、とても・・・・

まあ、全て言わずとも何を言いたいかはわかるでしょう。芸術とは深遠なもので、特に現代美術といったカテゴリーは素人が鑑賞するにはレベルが高すぎるものなのだ。

2008年11月1日土曜日

googleロゴ 源氏物語千年紀

 ちょっと安っぽいイラストのような気がしないでもないが・・・。日本限定なんだろうか

www.google.co.jp

源氏物語、受験勉強で断片を大量に読んだ割には全体のストーリーすらおぼろげにしか分からない。認知度と実際に読んだ人の割合の隔たりをランキングにしたらかなり上位に来るんでは無いだろうか。竹取物語とかだったら原文で通して読んだこともあるんだけど。

2008年10月31日金曜日

ハロウィーンGoogle

 Google恒例の記念日バージョンのロゴ。今回はやけにリアルな感じですな

www.google.co.jp

このまま食糧危機が深刻化していくようだと、ハロウィーンに限らず毎日毎食カボチャが食卓に並ぶようになるかもね。栄養価が高くて育てやすいってことは戦時中の経験でよく分かってるし。大豆と麦が無くなって魚も獲れなくなれば、食卓に並ぶのはコメ、サツマイモ、カボチャ、ジャガイモ・・・・。意外と何とかなりそう?飽きるかもしれんが必死に育てれば餓死はしないのかもしれん。

2008年10月27日月曜日

短期アルバイト 2008 10/26 ショッピングセンターでのアンケート調査

 昨日はかなり遠方に行って、開店から閉店まで来店客のアンケート調査。

アンケートの内容は「お買い物調査」というもので、

・何をどれだけ買ったか

・普段はどこの店を使ってるか

・施設・サービス面での不満・要望は何か無いか

といった感じのことを尋ね、最後に粗品として洗剤を渡す。割と詳しくいろいろ聞くのでかかる時間は概ね10分~15分くらいだろうか。自分のアプローチの仕方が拙かったのもあるだろうが、その長さを敬遠してアンケートを受けてくれない人がけっこうたくさんいた。あと、粗品の魅力がちょっと乏しい?

 やることは店の入り口のどこかでアンケート用紙・粗品を並べて待ち構え、帰ろうとするお客に手当たり次第アンケートをお願いしていくのみ。たちっぱなしでけっこうつらいかと予想していたが、アンケートをとるときはしゃがんでやるのでそれほどでも無かった。山パンのライン作業でのたちっぱなしと比べればなんでもない。担当した場所は昨日やったのはエレベータ前で、表示で出てくるタイミングが大体分かったので若干心の準備がしやすかったかも。

 午前中はほとんど獲得できなかったが、午後の夕方以降くらいになると続々と応じてくれるようになり、結局一日のトータルでは割り当て分の人数をぎりぎり達成できた。ショッピングセンターで買い物と夕食を楽しんだ後だと、アンケートくらいならやってやろうかという気になるのかもしれん。

時間 0730~2200

給与 10000円以上だったと思う。まだ振り込まれていないので不明

その他 ショッピングセンターでやるバイトなので、昼食や夕食の調達には苦労しない。

2008年10月23日木曜日

tipocaの申し込みサイトがダウン中

 yahooのヘッドラインに広告付き無料年賀状「tipoca」なるものが出てたので早速申し込もうと思ったのだが、申し込みフォームに行こうとするとエラーが出て表示できなくなる。どうやら大人気でアクセスが殺到してダウンしてるらしい。ベンチャーだからしょうがないかもしれんが。これを企画したメディアミックスのホームページも一部「service temporary unavailable 」になってるし、この会社果たして大丈夫なのだろうか。まあ、こっちは住所氏名を送るだけなので損害を被ることも無いのだが。個人情報が流出するといっても、そんなたいした価値のあるものでもない

2008年10月22日水曜日

年末年始の年賀状ゆうメイト 深夜の仕分け作業

 郵便局では高校1年、2年、大学1年と自転車で郵便配達をする外務の仕事をやってきたのだが、民営化の影響なのか2007年末~2008年初のバイトから外務は原付のみになってしまった。一応免許はあるのだが、一度も乗ったことの無い原付を駆使して仕事をするのはちと不安だ。自動車の運転だってかなり下手なほうだし、一度やったことのある兄によればちょっとくせがあって若干運転が難しいらしい。リスクとリターンを考慮した結果、時給は劣るものの深夜手当てもある深夜の内務を選択することにした。

 郵便局の短期ゆうメイトに応募する際には、向こうから送ってくる勤務表みたいなのに勤務できる日を記入して返送することになっている。そうがつがつ稼ぐことも無いが、少なめにして採用されなかったら元も子もない。外務の時は全部勤務可能で出しても1日か2日は休日があったし、多分内務もそんなだろうと思って全部の日に丸をつけて出すと、なんと本当に無休に・・・・

 今さら休みますとか言えないから、冬休みで実家に帰省した日のほぼ全てを費やして、雨の日も雪の日も、クリスマスも大晦日も正月も勤務した。おかげで115000円ゲットできたし、昼間はまあゆっくりできたから悪くなかったけど。その115000円のうち5割強は、今このブログを投稿するのに使っているdellのvostro1000に変身した。別にアルバイトをしなくても買えるくらいの余裕資金はあったのだが、あの臨時収入が無かったら多分買うかどうか相当迷っただろうし、もしかしたら結局中止してたかもしれない。そういう点から見ても意義深いバイトだった。

 この深夜内務ゆうメイトは、やってるときにカスでクズなfc2ブログで毎日何をやったか記録してたんだけど、それも理不尽な凍結で全部消えてしまった。そこそこの人気コンテンツだったのに。まもなくやってから一年がたとうというころになって忘れかけているが、また暇を見つけて内容などを書いていきたいと思う。リアルタイムの時の臨場感や詳しさみたいなのは無いかもしれないが、後から振り返れば整理して冷静に分析できるというメリットもあるし。

で、そのバイトをやってたころよく聴いてたのがこの曲。歌詞の内容も深夜の仕事にふさわしい。

2008年10月19日日曜日

短期アルバイト 2008 10/19 情報処理技術者試験の試験監督

 1年に秋と春の2回行われる試験で、試験日のかなり前に大量に募集される。webで申し込みをして、不採用のメールが来なければ採用という微妙な形式だが、申し込めば大体は採用されるようだ。不安であれば募集人数の多い会場に申し込みをしておくといいかもしれない。

 何をやらされるかは主催者側で決めるわけだが、一回目は「監督員」か本部作業を行う「監理員」となり、二回目以降は「主任監督員」になるチャンスがあるようだ。「主任監督員」は一つの部屋を一人で担当するか、人数の大きい部屋を何人かの「監督員」に手伝ってもらって担当することになる。基本は普通の試験監督だが、これ特有のこともいくつかある。

・そもそも受験する人が少ない

 申込者のうち実際に会場に受験にくる人はせいぜい半分を少し超えるくらい。決して安くない受験料を払って勉強もしているはずなのに、何で来ないのだろうか。勉強がとても追いつかず、受けても無駄だと思ったから?受験料だけ払って受けないほうがもっと無駄だと思うのだが・・・

・途中退出者多い

 途中退出が認められているが、それがかなり多い。午後の科目など最後までいる人は半分もいない。つまり最後まで受けている人は受験を申し込んだ人の1/4以下と言うこと。マークシート式の問題であるので、一通りやって見直しも済んだら早く帰りたくなるというのは分からんでもない。

・マークシートに関して

 巡回中や回収後の整理中にマークシートの誤記入・記入漏れに気づいたとしても一切訂正や注意をしてはならず、回収後に受験者からの訂正の申し出があったとしても一切受け付けない。非情な気もするが、マークシートへの正確な記入も試験の一部と考えれば、監督官が気づいたものだけ訂正するというのは不公正になってしまう。難しいところだ。

・給料高い

これがこの仕事の最大の魅力。ただの監督員でも10000円、主任になると14000円ももらえる。今まで数多くの種類の監督をやってきたが、日給14000円はいまだに破られていない最高記録だ。今日もなぜか郵便為替で支払われる14000円をゲットして家路に着いた。

時間 0800~1630  0700からの「早出」の場合は2000円加算される

給料 上記の通り

その他 公的な試験には珍しく昼食が無い。給料で買っとけということなのだろう。

短期アルバイト 2008 10/18 臨床心理士一次試験の試験監督

 土曜日にやる試験というのはかなり珍しい。普通は日曜日か月(祝)にやるものだが。

 この臨床心理士の一次試験でもう一つ変わっているのが会場の設定。こちらも普通は大学やら高校やらを使ってやるものだが、この試験の会場は例のエスカレーター事故で話題になった東京ビッグサイト。でかいホールを二つつなげて、一つのスペースに2000人以上も集めてやるのだ。一つのスペースでと言ってもさすがに2000何人を一括管理は無理なので、8つだったかのブロックに分けてやることになる。

 主任監督は心理学の先生?がやるので、アルバイトはその補助が仕事。本部から問題と解答を持って会場まで行き、配布と回収、トイレに行く人の対応を主に行う。これまた普通の試験監督であるが、コンクリむき出しの壁と床の超広大な部屋でやるというのがかすかに面白いかもしれない。

 東京ビッグサイトが会場なので、最寄の駅は東京臨海高速鉄道りんかい線の国際展示場駅。多摩のほうからはるばる来るのに1時間以上の時間と770円を費やしてしまった。主催者側もそのあたりは分かっているのか、日給には「地理的条件を考慮した」1000円が加算されていた。まあ、試験監督なんて頭も力も使わないし、昼食まで出るんだからこの1000円が無かったとしても行ってただろうけど。

時間 0845~1645

給料 時給1000円×8時間+交通費1000円=9000円

その他 昼食つきの休憩時間が1時間程度ある。海老天なんかもついたちょっと豪華な感じの和風料理

2008年10月17日金曜日

イトーヨーカドーで95%引きの食料品を獲得

95%引きとかいうと、どっかのインチキ通販の売り文句にしか無いかと思っていたが、これが日本第二位のスーパーで本当にあったんだ・・・

買ったのはこの加ト吉の「4種のあんかけ」。魚とイカのあんかけが2つずつ入っている。電子レンジでやるだけの普通の冷凍食品だ。平常価格は158円。二つでメインのおかず一品分くらいにはなるし、値引きなしでも十分リーズナブルな価格だ。

で、これが問題の商品を買ったときのレシート。赤で囲った部分に注目して欲しい。この日はセールで魚惣菜品が全品4割引だった上に、この商品は賞味期限が近いということで「表示価格より5割引」になっていた。158が64+79=143円引きなので・・・・・15円!何と143/158≒0.95と、驚異の95%引きとなったのだった。スーパーにとってはその日に売れなければ金を使って処分しないといけないものを、金を払って引き取ってくれるんだからいくらでもいいということなんでしょう。でも、イトーヨーカドーにとってのこの製品の原価って一体いくらくらいなんだろうか?

2008年10月16日木曜日

いつの間にか 一橋大学の寮での飲酒死亡事件の処分

 ちょうど半年経ってやっと処分を発表。通ってるのに全然知らなかった。酒を無理やり飲ませた2年生は1人が退学、4人が無期停学(実質退学)になり、寮の「自治組織」は廃止に。学長は給与の一部を自主返納し、副学長は引責辞任となった。通ってるくせに全然知らなかった。

一橋大学のニュースリリースより

一橋寮における学生の死亡事故について

 自治とか言いながら、困窮して寮に入ったはずの学生達から高額な金を半ば強制的に徴収し、空虚な騒ぎと連日の徹夜での暴飲をするだけだった「学生自治組織」。とうとう終止符が打たれることとなった。発足当初は高い志を持って寮の生活にそれなりに重要な役目を果たしてきたのだろうが、時代と共に劣化していくというのは古今東西共通する現象のようだ。「伝統を守る」と言うのは実は「陋習にしがみつく」となってしまっていた。

 今回重い処分を受けた5人も、多分入学する前からこういうことをしようと思っていたわけではないだろう。右も左も分からない1年生の4月に悪しき風習に染められてしまったと考えれば、5人もまた被害者なのかもしれない

2008年10月15日水曜日

アゲハチョウの飼育記録 2008年(14) 成虫もいろいろ

 幼虫はクロアゲハとナミアゲハがよく似ていてキアゲハはかなり違うのだが、これが成虫になるとキアゲハとナミアゲハはそっくりでクロアゲハは全く違う。何でそういう複雑なことをするのだろうか。もちろん当人達はフェロモンとかで区別がついているのだろうけど、外見だけしかわからない人間には大変だ。

ナミアゲハを真上から見たもの

違うもの。ちょっと黄と黒の割合が違う。

花にとまる。

続いてキアゲハ。うちで発生したのは9割以上がナミアゲハで、キアゲハの成虫の写真は一枚しかない。これはサナギから出てきて羽を広げて間もないところ。

 この写真ではよく分からないが、wikipediaによればキアゲハとナミアゲハの違いは翅の模様にある。両方の項目から引用すると、キアゲハは

 「ナミアゲハとよく似ているが、キアゲハは前翅のつけ根が黒ずんだ色彩で塗りつぶされたようになっていてナミアゲハのように縞模様にならない。また、翅の中ほどは黒い線が細く、和名どおり黄色みが強いので区別できる。」

 また、ナミアゲハは

「外見はキアゲハによく似ているが、ナミアゲハは翅の根もとまで黄白色の線が入り、全体的に黒い部分が太い。」

 この説明からすると、ナミアゲハとしてあげた写真の2枚目はキアゲハのようにも見える。幼虫の特徴からはナミアゲハだに間違いないのだが。

wikipedia ナミアゲハ

wikipedia キアゲハ

クロアゲハはもう名前の通り全面的に黒いので確実に区別できる。ことし羽化したもの。

ちょっと遠くから写したもの。これ以下は去年の秋に羽化したもの。

うってかわってドアップの1枚

それぞれの種類に特徴はあるが、どれも幼虫は可愛いし成虫は美しい。世話をするものだからなおもことそういう気持ちになるのだろう。といっても、フンの処分や葉の補充などをやっていたのはほとんど母で、自分は幼虫をつついて遊んでいるのがメインだったが。

2008年10月14日火曜日

GoogleとYahoo!をついに吸収合併 ロゴのみ残して

吸収合併でYahoo!は消滅したものの、その実績に敬意を表して一部にロゴとしてのみ残すことになったそうだ。

ネット回線が混んでいて非常に遅いために表れたシーン。

2008年10月13日月曜日

短期アルバイト 2008.10/13 小学生対象の模試の試験監督

 今回やった模試は、8日にやったやつとは違うもの。塾が主催するのでは無く、「首都圏最大の」模試の業者が主催するものだそうだ。

 これも朝が早いが、やる内容は4教科の試験の監督ということで特筆すべきことも無い。最初の試験問題と教室設営セットを持って担当の部屋に向かうのだが、次の時間からの問題と解答・解説は本部の人が運んできてくれるのは助かる。

 あとは、他の小学生・中学生対象模試と違って、巡視をしっかりしていれば座っても良いというのが助かる。立ち続けないといけないと、最後の方に疲れてくるというのもあるが、答案の整理作業も腰を折り曲げてやらないといけないのでけっこう苦しい。

時間 

0730~1230 自分に送られてきた募集にはそういう選択肢が無かったが、午後だけや終日というのもあるようだ。

給料など 

午前だけは6500円。食事などは無し。

2008年10月12日日曜日

短期アルバイト 2008 10/11,12 美術展の審査手伝い

 11日、12日と池袋駅の近くでやったのは、美術展の審査の手伝い。何の展覧会かというと、「わが国最大の総合美術展」と書けば分かるでしょうか。

 今回は書道系統の作品の審査の手伝い。審査の手伝いというと何をするのかと最初は思ったが、要は審査をする先生方の前に、積まれている作品を持って見せるという作業の繰り返しだ。作品にはごく小さな額のものから背丈以上ある大作、掛け軸まで多様だが、やることの基本的内容は変わらない。

1.大量にある作品を一人一点持って、審査員に見せる。

2.審査員が点数をつけると、その点数に対応した印をつけてもらう。

3.採点が済んで印もつけられた作品を、所定の場所へ持っていく。

4.まだ作品がある場合→再び1へ。  作品がなくなった場合→5へ。

5.終了

応募してきた作品のうち入賞するのは1割にも満たないようだ。審査に近くで接しているとその内幕が分かってなかなか興味深かったが、どんな内幕かは詳しく言うとまずいことになりそうなのでここでは言わない。やるときは大量にアルバイトを募集してるので、東京周辺に住んでいる人はぜひ。

時間 今回は0900~1700だった。例によってだいたいは定刻より少し前に終わる。

給料 日給8500円

その他 昼食あり。3時には展覧会の運営者からお茶とちょっとした菓子が出る。

短期アルバイト 2008 10/8 小学生対象の塾の試験監督

 今回やった試験監督は、小学生対象の塾で塾生に行う月例テスト?の試験監督。外部生はいないので、普通の塾と同じ平日の夕方から夜までとなっている。

 やること自体は設営→配布→監視→回収→配布・・・・と普通の試験監督。時間中は座ることなく常に巡回して監視するように求められるのは、以前やった中学生対象模試と似ている。ただ、教室が狭いし試験と試験の間が5分しかないので、時間と空間に若干ゆとりが無い。なれない人が答案の確認や配布にもたつくと、時間をオーバーしてしまうかもしれない。あせらずに普通にやればまず時間通りにできるとは思うが。

時間 休日の朝から夕方までか、平日の夕方から夜までか。

給料など 時給1000円+交通費が定額500円。

その他 朝から夕方までの時は昼食が出る。

2008年10月9日木曜日

アゲハチョウの飼育記録 2008年(13) アゲハ 幼虫いろいろ

 我が家でイモムシからチョウになったのは、今のところナミアゲハ、キアゲハ、クロアゲハの3種類。これがちょっと複雑な関係になっている。

エサ

ナミアゲハとクロアゲハ・・・ミカン・サンショウ・ユズなどのかんきつ類。

キアゲハ・・・ニンジンやパセリなどのセリ類

幼虫

一番最初は3種類とも同じだが、白黒期の最後のほうになるとキアゲハはオレンジ色の点が見えるようになってくる。終齢の時は、ナミアゲハとクロアゲハはよく似ているが微妙に違っていて、クロアゲハは非常にでかくなる。キアゲハはクロの縞にオレンジ色の点のついた全く違う模様に。

脱皮したキアゲハの幼虫。黒多めと白のしましまに、オレンジ色の点がある。こんな模様ではかえって目立ってしまうようにも思うが、きっと鳥から見ればパセリやニンジンの中では見分けがつきにくくなっているんだろう。

大きくなったキアゲハとナミアゲハの幼虫。キアゲハは本当はニンジンやパセリを食べるはずなのだが、これはミカンの葉っぱを大量に食べて順調に大きくなっていった。ナミアゲハのほうを見慣れていると、模様の着いた服を着ているような感じがする。

キアゲハ

ナミアゲハ。

クロアゲハの幼虫はナミアゲハとちょっと違うのだが、今のところ良い写真が無い。

最低なfc2ブログ

 無言で突然ブログを凍結し、問い合わせをしても何の音沙汰も無い最低最悪のブログサービスfc2から、今日何と「メールマガジン」が送られてきた。

 本当に、とことんカスだ。勝手に凍結するだけにとどまらず、全く利用することのできないサービスについてゴミメールを送りつけてくるなんて、一体どこまで人を馬鹿にしてるんだ。どうせ配信停止を求めても黙殺するんだろうから、素早く迷惑メールに登録しておいた。

 こういうゴミクズのようなブログサービスでも、日本ではけっこう人気らしい。まあ確かに「何の前触れも無く突然完全に凍結→今まで書いてきた記事にも完全アクセス不能に」なんてことが起こると思わなければ便利で良いブログサービスに見えるしな。実際自分もこういうことになるまではけっこう気に入って使ってしまっていたわけだし。

 fc2を使っておられる方々へ

どのブログサービスを使うかは個々人の自由ですが、fc2を今後も使おうという場合は必ずバックアップを取るようにしましょう。数多くあるブログサービスの中でも、「突如凍結→そのまま何の連絡も無く消滅」というリスクが際立って高いので。

2008年10月7日火曜日

アゲハチョウの飼育記録 2008年(12) 羽化その2

出てきたばかりのナミアゲハの成虫。羽がくしゃくしゃだが・・・

 こちらは、羽化してしばらく経ち羽が大体伸びたキアゲハの成虫。胴体にためてある水を使ってすぐに羽を広げる。そのときに余った水を出すので、室内で飼っていて羽化の瞬間を見ようという場合は、家具や服が汚れないよう注意。

 羽が完全に広がってもすぐ飛んでいくわけではなく、けっこう長いこと木にとまって羽をゆっくりと羽ばたかせている。そっとしておけば半日くらいいるが、つついたりすると早く飛んでいってしまう。

飛ぶにも若干の練習が必要だ。高速で羽ばたけるまでになったが、何が足りないのかうまく飛ぶことができない。外に旅立っていく直前の光景。

去年の秋に羽化したものだが、これが今までの中で一番良く撮れている写真だと思う。ピントがほぼ完全に合っているし、とまっているところの花の色も美しい。


外に出てしまったらもう手の出しようが無いし、出すべきでもないだろう。数日前に飛び立ったものと思われるナミアゲハがカマキリの餌食になって、片方の羽だけになっていたのを見たときは若干沈痛な気分になったが、それも仕方の無いことだ。

2008年10月6日月曜日

アゲハチョウの飼育記録 2008年(12) 羽化の兆候

 幼虫の時はエサの補給にケージの掃除にいろいろ世話が大変だが、サナギになってしまえば基本的にはそっとしておけばいい。ただし、なった日を記録しておいて羽化予定日前後になったらまめに様子を見るようにするといい。サナギから羽化するまでは時期によって差があるが、概ね2週間くらいか。暑いほど短くなり、晩秋のは越冬して春に羽化する。

羽化直前のサナギ。茶色や緑色で不透明だったのが、透けてきて中の羽の色や目の形が見えるようになってくる。

羽化はだいたい朝早くから午前中。さなぎの一番上が割れて、しわくちゃの羽のアゲハチョウが出てくる。

段ボールにサナギになったのの羽化。段ボールはちょっとつかみにくそうだ。

同じくナミアゲハの羽化。木にサナギになったのが落ちてしまったので、厚紙で筒を作ってその中に入れてある。

サナギになろうとしているときやサナギになった後で落ちてしまっても、すぐに何かしら筒を作って頭を上にして入れておけばたいていは無事アゲハになれるようだ。ただ、あまり気づくのが遅いとちゃんとした蝶になれないことがあるので、サナギは一日に一回はちぇっくしたほうがいい。

落ちたのに気づくのが遅れたアゲハ。事故の時に水分が抜けてしまったのか、結局羽を広げることができなかった。蜂蜜を水で溶いたものを与えてもなかなかうまく吸えず、数日で息を引き取った。かわいそうなことをした。